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 FUKUSHIMA

海が見えない港町

土を盛った土手が行く手を拒む

あの日―― 海は牙を剥き

海への想いと道のりは遠くなった

あれから8年

浜通りに吹く春風が頭上を通り抜け

風に乗ってカモメが海に飛んで行いった

海を愛した人たちも浜辺に集う

カモメの鳴き声と人の笑い声

海の生活が

少しずつ・・・

少しずつ・・・

還ってきた
 

 

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