◆ みっちーページ凍結の理由 ◆
みっちーに恋して、インターネットの世界に飛び込んだ。
ワープロと、パソコン通信(特撮関係)でしか動かすことなかったのに
容量不足のキャンビーをある日見限り2台目を即決購入、スキャナ、デジカメと
周辺機器にまで手をのばして、はや3年半が経ちました。
自分の知らないところで、変わらず存在し笑顔を見せる「みっちー」に耐えられず、
後ろ姿を夢中で追いかけた日々。(言葉通りの追っかけはしてません・笑)
若気の至り・・・・・とは間違っても言えない遅すぎる青春時代。
みっちーと結婚したい! なんてそんなことも夢見たり。
でもいまは、
心静かに、みっちーを見つめることができるようになりました。
愛が薄れたとか、関心がなくなったのとは全然違い、
「抜けた・・・・・」 とでもいいましょうか。
その境界線はなんだったんだろ。
「みっちー」「及川光博」といういち個人としての存在を自分なりに享受して、
いちファンとして、彼のしあわせをある時願えるようになりました。
「みっちー」の想いとは反するかもしれないけど
彼は「アイドル=偶像」なのです。
ステージを降りた後は、もうわたしの「みっちー」ではないのだから。
それ以上の彼を、わたしには到底知りようがない。術がない。
いつかは見失ってしまうひとだもん。当たり前だけど。
〜 そんな風に気持ちを整理できたはずだったのに 〜
幸運にも「アダルトナイト」と称されるクラブイベントに2度ほど参加でき、
信じられないくらい身近にみっちーを感じる機会を得ました。
手の届くところにみっちー、いえ「及川光博」そのひとがいる。当然のごとくごく普通に
近しい仲間やファンと談笑し、タバコは途切れることがなく、楽しい酒に酔う姿をこの目で見てさえ
現実感のない、なにか不思議な空間にわたしは足を捕られたまま、動けずにいました。
誰にも触れられないから、納得のいくアーティストとファンとの関係。
こうして目の前に自由を差し出されて、改めて感じずには入られない距離の遠さ。
いっそ檻で囲ってくれていたのなら楽になるだろうにと。
誰ひとりとして、手の届かないようになんて。
ブルーなまま朝を迎えました。
近づいちゃだめなんだよね。わかってる。でもまた行きたくなるにきまってるけど。
ステージで歌い、踊る、その姿を見ていられれば満足なんだ。
だから「及川光博」がアーティストである限り、
わたしは幸せな夢を見ていられるの。
あとどれくらい、幸せな時間が残されているのかわからないけど
真正面から、無理しないで、向き合いたいと思うんだ。
最後の瞬間を、つねに心に覚悟しながら。いまを精一杯、悔いの残らぬよう。
「想い出をありがとう」と、言えるように。
いつでもさよならできるように。
状況が許せばもちろんどこへでも飛んでいくし、応援する気持ちは変わらない。
一回でも多く、「みっちー」と会って、想い出を作りたいです。
未来はどうあれ、過去は宝物として残るから。
もっと増やしていきたいと思います。
★
前置きが長くなりましたが、ちかごろのわたしはごくごく平凡な毎日を過ごしています。
いまどきのドラマに胸きゅんして、本を読んではまた涙して、
心地よい音楽に身を委ねる休日だとかそんな。
残業帰りの見上げた空に、月があるとしあわせだったり
やっとベッドに入って横たわり、アイピローの香につつまれる時の安らぎとか。
「みっちー」との出会いを経て、やっと人生のスタートラインに立てたような気がします。
なんて遅いんだけど、むちゃむちゃ(笑)。
そんなわけでみっちーについてのページを現在進行形で更新することは無理なのです。
日々成長している「及川光博」をリアルタイムで追うことで精一杯。
たくさん自分の中に想い出のページを増やしていって
いつかその日が来たらカタチに残せればいい。
それでいいんだよねと気づいたの。
なんかここんとこ気持ちがす〜っと楽になったような気がする。
これもみんなみっちーのおかげだな。なんて調子いい。
というわけで、またいつか更新のその日まで♪
★ 2000.9 ぱるこ ★