亡き王女のための
パバーヌ

M.J.Ravel
(1875-1937)

 

モーリス.ジョセフ.ラヴェルはドビュッシーと共に

フランス近代印象派を代表する作曲家で、

管弦楽曲やピアノ曲に多くの作品を残している。

この「亡き王女のためのパヴァーヌ」は

17世紀のスペインの宮廷画家ディエーゴ.ヴェラスケス

(1599〜1660)が描いた1枚の若い王女の肖像画を見て

その印象をラヴェルがピアノ曲に表したものである。

「パヴァーヌ」とは、ゆったりとしたテンポの古典舞曲のことである。

亡き王女のためのパヴァーヌ