UN-BALANCE

鈴置洋孝プロデュース 「見果てぬ夢」(再演)

日時:平成14年12月21日(土)
場所:新宿 紀伊国屋ホール
料金:全席指定4200円(会員価格)
出演:鈴置洋孝、麻生美代子、四大海その他
原案:鈴置洋孝
作・演出:堤泰之(プラチナ・ペーパーズ)

満足度:★★★★☆


今回は内海賢二さんが出演されない代わりに、劇団S.W.A.T!の座長四大海さんが出演されてます。公演場所は新宿紀伊国屋書店本店の4F紀伊国屋ホールでした。初めて行ったのですが、さすがに年季が入っている建物だけあってシートは古ぼけてました。

内容としては、日本のとある田舎の家庭に、日系一世のおばあちゃんと二世の娘が50年ぶりに帰国したところから始まります。町工場を営む次男夫婦と無職の兄、妹、アジア系の従業員、遠縁のおじさんを巻き込んでおおわらわ。次男が計画していた町おこしの試作品が壊された事件も重なって兄弟喧嘩にまで発展。そんな時、おばあちゃんが突然帰国すると言い出した。はたしてその理由とは・・・

第二次世界大戦を通じて日系一世の苦労と、家族の愛を感じさせた作品でした。前半、中盤はわりとしっとりと話が進んでいたのですが、終盤盛り上がって、うるうるきてしまいました。最後の法事のシーンでは大笑いでしたが。

4月には、名作「煙が目にしみる」の再演です。こんどの再演でしばらく「煙〜」はやらないそうなので、必見ですよ。


イベントレポートのメニューへ戻る トップに戻る