1/1/2001 |
POSTEIOS研究会の歩み |
4年目に入って by 山本浩真 |
このポストエイオス研究会のホームページが開設され、2000年11月16日で満3年経ちました。 POSTEIOS(ポストエイオス)研究会は来る高度情報化時代での布教伝道の手段と可能性を学ぶため、1997年の5月に8名の有志が会合をもったところから始まりました。既にテレホン法話、寺報、インターネットホームページ、自費出版、外国語伝道などで実績があり、最先端の情報機器または手段に詳しい本願寺派寺院の住職と副住職がそのメンバーでした。 それらの実績や経験を生かして、寺院の運営に役立つ機器類やコンピュータソフトについての情報交換や導入方法を学んだり、これから寺報やテレホン法話などを始めたり持続していく僧侶の手助けとなるように情報提供をすることや、実際にホームページを開設してその布教伝道媒体としての可能性を探究して行くことを会の目的としました。 最初のインターネットページのたたき台は6月の段階で準備され、それまでに既存ホームページの下に試験的に設置され改良を重ねながら会員用ページに発展させました。9月に開かれた3回目の勉強会で会の正式名称を「POSTEIOS研究会」と決め、その後ポストエイオス専用のアドレスを開設し、移管、テスト期間を経て11月16日公開となりました。 東京教区の僧侶に限定した会員もその間に増え、公開段階までに担当分野に別れ幅広い内容のページを作成して行くことが可能となりました。当初より、1日・16日の月2回更新を続けてこられたのも会として運営しているからこそできたことであります。 現行のページデザインに大幅に変更があったのは1999年4月。その際、それまで「お問い合わせ」として用意していた会の電子メールを「駆け込み寺」として位置づけました。以後2000年12月までに約110通お寄せいただきました。 「駆け込み寺」には多くの一身上あるいは人間関係の悩みや問い、私どもへのそれに励まし、お小言、ご希望などが寄せられました。特に、深刻な悩みや調査が必要な内容に関しては、多少お時間をいただき、最善のお答えができるように努めてまいりました。会としてお答えするのが原則ですが、特に必要な場合には会員が直接応対する場合も何件かありました。しかし、この会の性質上、個別の寺院や僧侶個々人に関する問いなどにはお答えできかねる場合もあります。それは本来ご本山あるいはお尋ねの方の居住地にある寺院から解答が出るべきものであるからです。これらの場合でも、しかるべき問い合わせ先を助言させていただいております。 お寄せいただいたメールで広く一般的な問いは、「仏教ちょっと教えて」のページとなったものも数件あります。 これからもインターネットの可能性を最大限に利用して、皆様のお役に立てるように続けてまいります。これからもご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申しあげます。 |
東京教区の僧侶でこの会に入会をご希望される方は下記までご連絡ください。 詳細をお送りいたします。 |
POSTEIOS研究会 |