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Vat Simuang  ワット・シームアン

このお寺はVat Simuang〔ワット・シームアン〕。簡単にこのお寺の歴史を紹介します。

 

「1560年、セーターティラート王はビエンチャンに遷都した。そして王は寺院建立の場所を探し求め

た。3年後土地が決まったので、土台の穴を掘り始めた。が、その穴の上に大きな石が横たわったの

で、大勢の人が石をひもで引っ張って取り去ろうとしたが、石は全く動かなかった。その時、シーという

若い妊婦が「この街の霊魂は誰なのだ」という天の声を聞き、即座に穴に身を投じた。するとひもは切

れ、穴に落ちた石に当たってシーは死んでしまった。この捨身によって無事に寺院は完成し、

シームアンと呼ばれるようになった」ということです。

 

  とにかく参拝者が多いです。町の人々の信仰を集めていることが伺い知れます。

 ちなみに、お参りに来ていた人が飼ってる猿がいました。ニホンザルと違って白い毛をしているサルでした。

とってもかわいらしかったです。

 

 

 

仏像の奥に見えるのが、このお寺がヒンズー寺院だったころの本尊です。

男根を表してるとのことでしたが、この神仏混合ぶりがラオスの歴史を感じさせてくれます。

仏像の前にある 《 龍を模したロウソク立て 》  かっこいいです。

 

中央奥の金色のものが本尊です

 

門がとっても開放的です。このお寺が、王様を祀っているようなお寺ではなく

民衆にささえられているお寺であることが感じられます。

             

                                                      (岩佐 准光)

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