Laos ページ 6

 

タット・ルアンThat Luang

パトゥーサイから東へ1.5キロ、広い道を真っ直ぐ進むとタット・ルアンに着きます。


 タット・ルアンはラオス最大の仏塔で、ブッダのお骨が納められていると言われています。

3世紀頃にインドからの一行が来て、第1期の仏塔が建てられたと言うことですが、定かではありません。

現在の仏塔は1936年に建てられました。塔の高さは45m、外壁の一辺は85mあります。


【これが第1期の仏塔だそうです。最初は小さなものでした。】

 遠くから見ると金箔を張りつめたような建物に見えるのですが、近づくとコンクリートに金色ペイント。

ラオスは何でもコンクリートで作ってしまう国なのです。

仏像も寺院もコンクリート。まっ、コンクリートって手軽なんで仕方がないですが。でも味気ないです…。

 塔にはブッダの教えが一言ずつ、30も刻まれています。ラオス語なので意味は分かりませんが、恐らく戒律でしょう。

これいいですね。参拝すれば改めて教えを確認出来るし、「そうであったなぁ」と受け止められる。

日本寺院もまねてみればいいと思いました。




タート・ダム(黒塔)That Dam

 ご覧のように黒いので、黒塔と呼ばれています。

市街地の真ん中にあり、我々の宿泊した『LAO HOTEL PLAZA』からは歩いて10分程でした。

13〜14世紀に建てられたものと言われています。何の目的で作られたかは不明です。

ロータリーの真ん中に黒塔はありました。

すっかりと町の風景にとけ込んでいますので、ボーッとしていたら見過ごすかも。

作られた目的が不明と言うところが好奇心をそそられます。

仏塔じゃないかと思うのですが…。果たして何が納められているのだか。

柔らかな朝の光に包まれて、とってもいい雰囲気でした。

(菅原智之)


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