Laos ページ 12

 

托鉢


  ルアンパバンで托鉢に出会いました。

 ラオスのお坊さんは托鉢をしてその日の食を得ます。
朝6時頃から始まるようです。
 我々は町の中心からやや外れたところに宿泊していたので、中心地に着いたのは6時半頃でした。


 道の遙か前方に托鉢をする僧一行を発見。
早歩きで追いかけたのですが、一行もなかなかに早く、追いつけません。そこでトゥクトゥクをゲット。
「追ってくれ!」と指さし、やっと追いつきました。
 町の人々が、お櫃のようなものを抱えた僧に布施します。白米が多かったようです。
 まだ若い僧の中には、布施する町の人の息子もいるのでしょう。
ですが会話は存在しません。布施する方は僧を見ずに頭を垂れ、僧は黙々とそれを受け取る。
それが托鉢の決まりです。沈黙と整然のうちに終わりました。
私たちにとっては非日常的な日常の一時でした。


 ルアンパバンに宿泊される方は早起きして見学されることをおすすめします。
(菅原 智之)

 

 

ワット・マイ Vat Mai


 このワット・マイの正式名称はワット・マイ・スワナプーマラームです。
1796年アヌルット王によって建立されました。
屋根にご注目下さい。ルアンパバン様式の5層屋根を持ちます。<ラオス概要参照>
1947年まで「黄金仏」はここに納められていました。
とっても見事な黄金のレリーフがあるお寺でした。

(岩佐 准光)
 

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