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ペルー移住百周年の記念法要 


 今年は日本人のペルー移住百周年の年に当たり、ペルーでは紀宮さまをお迎えしての記念式典をはじめ、各種記念行事が開催された。一連の記念行事の一つとして、日本人ペルー移住百周年記念委員会(会長=丸井ヘラルド・ペルー日系人協会会長)の主催で移住百周年先没者追悼法要が営まれた。法要は、記念委員会からの要請で、浄土真宗本願寺派の豊原大成総長が導師を務めるなど、浄土真宗の法式に則った形で営まれ、日系人を中心に約二千人が参列した。
 本願寺派では、ブラジルのサンパウロに拠点を置く南米開教区が、数年前からペルー開教に力を入れており、約八万人と言われるペルーの日系人から今後の活動に期待が寄せられている。尚、ペルー開教にあたっては、前南米開教総長の井上博厚師の功績が大きいとされている。

以上、1999年6月10日付け『中外日報』より要約。
                       石上和敬


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