近年仏教者の間にも国際協力への関心が高まりつつあり、特にアジアを対象とした活動をする寺院を中心としたNGOも増えつつあります。
しかし、今までこれらの活動者や団体が連絡を取り合ったりすることはあまりありませんでした。 理由は、それぞれの活動が小規模のために他団体との連絡をとる余裕がないことや、あえて自分たちの活動を広げる意思のない団体が多いことがあげられます。
しかし、どのような活動をするにせよ、他団体の経験に学ぶことは自身の活動をより有意義にする上で欠かせないことですし、自分の活動が抱える悩みは先人が同じく悩み、克服してきた例があることは少なくありません。 また、ネットワークをすることで仏教者の社会活動を世間にアピールし、新たな活動者の誕生も誘うことが期待されます。
そこで、仏教系NGOや教団の海外協力部門等が相互に交流し、さらなる国際協力を推進することを目的に、「仏教NGOネットワーク(BNN)」が2003年1月22日に発足しました。
数年前からアーユス仏教国際協力ネットワーク、シャンティ国際ボランティア会(SVA)、庭野平和財団の間で設立のための会合が重ねられていたもので、組織の代表にはSVAの松永然道会長が選出されました。
BNNはそれ自体が援助などの活動に直接かかわることはなく、仏教系NGOの名簿作りを進める他、年二回程度の僧侶対象の研修会を計画しています。
関心のある方はぜひ下記に御連絡ください。
仏教NGOネットワーク(BNN)
135-0024 東京都江東区清澄3-4-22
TEL/FAX 03-3820-7323
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