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足立布教所開所式ついて

  4月18日、夏を思わせるような陽気のこの日、東京23区内としては現在唯一となる足立布教所が足立区一ツ家に開所しました。

  開所式当日、『称讃寺』足立布教所は、ご近所の方々、築地本願寺婦人会の皆さん、東京教区内各布教所の専従員さん方、拠点エリアである東組の住職方など80名程の有縁の人達で、立錐の余地も無いほどに賑わっていました。

  法要では、北村信也専従員の調声により正信偈のお勤めが行われました。満堂の御同行による唱和の声は布教所全体に響き渡っていました。

  その後、築地本願寺輪番の中西智海師によって「なぜ今親鸞か」と題した御法話があり、仏教の浄土真宗の素晴らしさを、またそのみ教えを伝えることの素晴らしさをお話頂きました。

  最後に北村専従員から今後に対する決意の言葉がありました。昨年の6月から準備を進められ、途中、工事の遅れなどで開所が予定通り出来ないなどのハプニングもありながら、ここまでこぎ付けたことを感謝されておりました。

  これまでは「浄土真宗の御縁の少ない地域に布教所を・・・」という気持ちで準備を進めてきたが、開所式当日の有縁の方々の集まり方に、お念仏の声はここにも届いていたとの感慨を語られまた。今後はこの御縁を大切に謙虚に、しかし着実に布教活動を進めていかれるとのことでした。

  現在ではすでに地元の東組の組活動にも協力され、一歩一歩確かな歩みを進められています。北村専従員の、また足立布教所の更なる発展を願うものです。

藤井 芳弘