暑い夏!というわけでもなかった今年の夏。夏といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?海・花火・かき氷・・・。元高校球児の私としては、やはり甲子園!
今年は、かつての松坂投手(現西武)のような、話題の超高校級の選手はいないまでも、別な意味で話題が豊富であったのではないかと思います。たとえば都立高校の出場・義足の選手・・・・。
しかし、甲子園への宗教関係の高校と付属高校の出場の多さは相も変わらずです。我が浄土真宗本願寺派も全国に数多くの宗門高校があります。今回は、京都府代表の平安が甲子園に出場しました。残念ながら、3回戦敗退という結果でした。
しかし、この3回戦は、2年生ながらプロにも注目されている今大会NO1投手ダルビッシュ君を擁する東北高校との大熱戦。ダルビッシュ君の評価通りの奪三振ショー!しかし、同じ2年生で平安のエース服部君も一歩も引かない奪三振ショー!今大会のベストゲームといわれるほどの息詰まる投手戦。
服部君は、ダルビッシュ君より2個多い、17個の三振を取りながら、延長11回サヨナラ負けを喫しました。
久々に1球も見逃すことのできない、両者の緊迫した戦いぶり。「1球の怖さ」が明暗分ける試合ぶりに、テレビの前の私は、両者に拍手を送りました。改めて、「諦めないひたむきさ」を教えてもらえた試合でした。
服部投手もダルビッシュ投手もまだ2年生。聞くところによると、二人は中学時代からのライバル。また、熱くなる試合を期待したいと思います。
これからも平安に続いて、ガンバレ宗門校!
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北條 大慈
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