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コラム 04.05.16 



「降誕会をお迎えして」


 

    5月21日京都西本願寺では、降誕会法要が勤まります。
 あわせて国の重要文化財南能舞台では祝賀能が舞われ、国宝の飛雲閣では藪内流のお茶がふるまわれるなど、一日が祝賀の雰囲気につつまれます。
 この日は浄土真宗のご開山親鸞聖人の誕生日にあたります。私たちも、家族や友人の誕生日には「おめでとう」といい、あるいは心づくしの料理や贈り物をしてその誕生日をお祝いします。

 浄土真宗の み教えは、迷い多き人生に力強くまことのいのちを生きることをあきらかにして下さいます。
 親鸞聖人はその生涯をかけて念仏の み教えをあらわされました。そしてまた、

        如来大悲の恩徳は
        身を粉にしても報ずべし
        師主知識の恩徳も
        ほねをくだきても謝すべし

と、阿弥陀仏の救いとそれを伝えてくれた師の恩をふかく喜こぶ鸞聖人の言葉が残されています。

 それと同じように、親鸞聖人に大きなご恩を感じご開山と仰ぐとき、ご往生からやがて750年を経ようとする今も、そのお生まれあったからこそとお誕生日を大切にお祝いをいたします。
 東京でも築地本願寺において同日(5/21)に、降誕会法要が勤修されます。


有賀 良雄