お寺のご住職からのご報告です。
先日、「国際救援○○」というボランティア団体の人が来て、アフリカのある国に教育援助をしているということで、支援の為にコーヒーを買ってくれと。ユニセフなどを通して寄付しているのでと断りましたが、3箱3000円くらいならいいかと協力しました。帰りに機関紙を置いていったので、どういう団体か調べてみようとネットで検索したら、なんと、○○会という宗教団体でした。
ボランティア団体を名乗っていながら、実は宗教団体の隠れ蓑的存在だったという実態も中にはあるようです。知らず知らずのうちに見ず知らずの宗教団体に協力してしまうことにもなりかねません。ご注意下さい。
【関連情報ページ】
ある宗教団体が戸別訪問によく使う「ボランティア団体」の名前が載っています
http://www.asahi-net.or.jp/~am6k-kzhr/index.htm
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少し古い資料ですが『朝日新聞』夕刊「こころ」のページ(2000/5/22)にカルト教団入会勧誘について以下のような記事がありました。今回の戸別訪問とは直接関係はありませんが、ご参考までに掲載いたします。
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カルト宗教「怪しい勧誘」にご用心
こんな事があったら要注意
「怪しい勧誘」に気づく手がかり
▽販売や入会といった目的を棚上げにして、とりあえず特定の場所に誘う
▽お世辞や賛美によって気分を高めたり、自尊心をくすぐったりする
▽恐怖心、不安感、はく奪感などの弱点をついてくる
▽親切そうな勧誘を受けたその場で、判断や決定を迫ってくる
▽やたらに肩書や有名人、権威者の名前を使つて信頼を得ようとする
▽該当する会や商品について第三者の評価を得るチャンスをそれとなく与えないようにしている
▽正式の団体名や代表者の名前を名乗らず、勧誘者個人の名前を使ったり、ダミーの名称を使ったりする
▽悩み事や心配事に対する簡単な解決は、勧誘を承諾して実践するだけだと主張してくる
(西田公昭・静岡県立大学助教授・日本脱カルト協会理事)
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ポストエイオス事務局 |