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 06.10.01 


安倍新首相は浄土宗


 9月26日、衆参両院の本会議で自民党の安倍晋三氏が第90代の内閣総理大臣に指名されました。
 安倍晋三氏は安倍晋太郎、洋子(岸元首相の娘)夫妻の次男として生をうけている。選挙区は下関市、長門市を擁する山口県第4選挙区。
 山口県は言わずもがなの浄土真宗の御法義地。県の全寺院数の4割以上が本願寺派寺院(東京区部では1%にも届かない)で、浄土系の寺院の中では8割以上が本願寺派寺院という地域。

 御尊父の元外務大臣安倍晋太郎氏は、有馬清雄元築地別院輪番と同郷で、個人的つながりで懇意にしておられました。当時はお互いの秘書間でも顔を会わせるほどで、築地別院主催のインド旅行の時は大変便宜を図っていただいたようです。
 しかし、晋太郎氏が亡くなられたあと縁がなくなったようで今に至っています。

 安倍晋三氏の政権構想を読むと「イノベーション」という言葉が随所に出てくるので、もしかして安倍家は本願寺派寺院の門徒さんかなと思いますが、実は違います。
 安倍家は浄土宗で、安倍晋三氏は浄土宗国会議員の会、「浄光会」の世話人になっています。芝の増上寺で開かれた新年会などでは一同で法然上人の「一枚起請文」を全員で拝読するなど活発な活動があるようです。

 残念ながら本派との縁は薄くなってしまったようですが、同じ浄土系の信者として、「一枚起請文」のおこころを体して政治に取り組んでいただきたいと思います。


【浄光会】
浄土宗に関係(檀信徒等)のある現職国会議員と浄土宗で組織され、法然上人のみ教えを基調に仏教文化の宣揚、世界平和の推進を目的とする会。(浄土宗出版HPより)


白川 淳教