お釈迦さまのお誕生日は4月8日と伝えられており、この日にお誕生をお祝いして営まれる法要を「灌仏会(かんぶつえ)」、あるいは「花祭り」といいます。 これに対し、お釈迦さまのご命日は2月15日と伝えられており、この日にお釈迦さまを追悼して営まれる法要を「涅槃会(ねはんえ)」といいます。
お釈迦さまは、35歳でお悟りをひらかれ、その後インド各地をめぐられ人びとにみ教えを伝えられました。 そして80歳の時、旅の途中で病になられ、クシナガラ近郊の沙羅双樹のもとで頭を北に右脇を下にして横たわれ、最後にお弟子方に次のように述べられたと伝えられています。「諸行は無常である。怠りなくつとめねばならない。」 まさに、身をもって諸行無常のことわりをお示しくださったのでした。
この涅槃の日にあたり、東京教区布教団では、阿弥陀さまのご本願をお説きくださったお釈迦さまのご遺徳を讃え、和田堀廟所にて青年布教使による布教大会を開催しております。 この布教大会は、和田堀廟所の15日の親鸞聖人ご命日逮夜法要にあわせて行われているもので、一人でも多くの方にみ教えにあっていただきたいとの願いとともに、青年布教使自身が布教の実践を通して研鑽を積ませていただく意味も含めて開催いたしております。
当日は4名の青年布教使がそれぞれ20分ずつ法話をさせていただきます。どなたでも参拝できますので、ぜひお越しください。 合掌
柘植芳秀
記
涅槃会布教大会
日 時:2008(平成20)年2月15日(金)
14:00 お勤め (本堂)
14:30 法 話 (蓮華の間)
(途中休憩あり)
16:10 終了予定
会 場:本願寺築地別院 和田堀廟所 会館2階 蓮華の間
東京都杉並区永福1−8−1
(京王線、井丿頭線の明大前駅から徒歩10分)
出講者: 高 憲仁(中組 善仁寺)
柳川 眞理子(麻布組 光善寺)
戸澤 敦史(都留組 正蓮寺)
宗崎 秀一(栃木南組 恵光寺)
以上敬称略
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