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014 映画の評 99年4月
映画の評 ( by 松本 智量 )
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『ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ & ウルトラマンガイア 〜 超時空の大決戦』 |
子供と観てきました。これがけっこう、侮れない。 主人公の少年、勉は偶然、所有者の願いをなんでも現実化して叶えてしまう機械を手に入れます。それを持って願ったこと、例えばテレビドラマ上の存在でしかないウルトラマンを、時空を超えて現実世界に呼び寄せることも出来たのです!しかし、その機械は過去、いくつもの時空世界において、人々の願いを叶え続けることによってそれらの世界を破滅させ続けてきた機械でした・・・。 ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナ、ウルトラマンガイアと続く新ウルトラマンシリーズは、人間の欲望を撃つことが底流にあって、けっこう観せます。現在テレビ放映中の『ガイア』は、地球にとっては人間の存在こそが一番の害悪という主張が何度も発せられます。いやはや。 |
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