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138 不二川総長に責任はないのか?

 6月12日付けの『中外日報』によると、臨宗開催の是非をめぐり宗政が混迷しているとのことである。

 大遠忌の懇志は、予算を大幅に上回る勢いで順調に集まっている。ところが、その執行にあたり一部で積算根拠が不明瞭との指摘をうけ、総局が説明をすることができずいたずらに期間が経過した。そして、不二川総長自身が期限を決めて「説明・報告をする」と答弁しているにもかかわらず、その期限すら守る様子がないのである。

 予算を提示して懇志は集まったが、実施の段階でそれが滞り説明もできない。こんな無責任な話は通用しない。総局は、現地責任者を更迭するなどして対応しようとしたが、自ら設定した期間では到底間に合うものではなかった。当初の事業計画の立案から何年経過しているのだろうか。これが総長の責任でなくして何なのだろう。

 このままの無責任態勢では、尊い浄財による宗門長期振興計画、適正な運用がなされるのかはなはだ疑問である。大遠忌が間近に迫っている。もうこれ以上の時間の引き延ばしは許されることではない。

無憂樹 2008.6.15