今月2月3日午後1時半より、築地別院で新門様教区御巡回がありました。宗祖親鸞聖人の750回大遠忌法要のスタートを2年先に控えて、建設的な生の声
が聞こえました。しかし、教区では長年懸案である宗門校・若年者教化の問題については、総局からは「他にも困っているところはある」と例を挙げてはっきり
とは答えなかったところからも、大遠忌へ向けての100万人門徒増は「降って涌いてくる」お話だということが良く分かりました。
新門様も、昨年の春より副住職として東京にご滞在になられ 東京教区の現状を目の当たりにされてこられました。「人口密度が高いのだから門徒数が増えるは
ず」と本山側が長期展望をもっていますが、地図上に点在する関東の本派寺院を見ながら都市開教を考えている担当部署の現場を知らなささに新門様も気づかれ
たことと、本日のお話を伺いながら思いました。
次世代へのお念仏継承には我々一般寺院で現場を預かる者の地道な努力にかかっております。
その意味、POSTEIOSのホームページも11年目に入っております。昨年までの10年間は毎月2回の更新を続けてきましたが いまでは月1回の更新に
はなっても、数百のアクセスがあります。それも、多くは外部のホームページから直接リンクされてPOSTEIOSの記事を読みに来られます。教団としてで
はなく、各々僧侶の立場で時代の諸問題と向き合い、意見を述べ、そして話し合えることにより、みんなで共有できていることが、アクセス者の支持を得られて
いる理由だと思います。
継続は力なりの証しであります。
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echo2世
2009.02.16 |
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