都市開教NEWS NO.17 '97.12.
  NEWS
 11月26日(金)の築地本願寺での石上宗会議員の「宗会報告」より。
 平成11年から10年間の予定で御影堂修復。総工費57億円を国庫助成とこの度の蓮如上人500回遠忌懇志で折半。
 来年3月24日〜5月5日まで京都国立博物館で「蓮如展」(正式名称失念)開催。
 またあわせて、総長、豊原大成氏の講演があり、人材養成と首都圏開教(寺院数を増やす事)の必要性の2点について話された。

 今年の築地本願寺忘年会は12月20日(土)午後6時から、第2伝道会館瑞鳳で開催されました。築地本願寺の本院、和田堀分院、慈光院、東久留米出張所の職員の方々、都市開教関係では谷山、橋本、高見沢、七里の各専従員の方々が出席されました。

 世田谷布教所(鈴木専従員)の新築中の本堂庫裏の正面玄関屋根が、施工業者さんの寄付によりピカピカの銅葺き設計変更され、12月下旬に完成、引き渡しになることになりました(予定通り)。来年1月7日(水)に住居部分の引っ越しをする予定です。内陣と玄関前の工事など外回りの工事は引き続き。
 東京教区芝組光明寺の草加分院(石上光鏡氏)が開設、スタートした。以前から埼玉組と話し合いをしながら進めて来たため、当該組とは問題はなさそう。


  布教所Today
 各布教所の年末年始の予定。
 桶川布教所(藤尾専従員)は元日午前10時半から元日会を行う。お勤め、住職新年挨拶の後、御流盃を戴き坊守さん手作りのおせち料理で新年を祝う。
 守谷布教所(内手専従員)は暮れの12月27日(土)、ご門徒さんが中心となり、初めての「もちつき」を行う。これは地域の方々への感謝と仲間作りのため。毎年続けられれば恒例化したいと言っていた。
 鹿島布教所(吉崎専従員)の今年の正月は、お参りに来られた方々に御流盃を差し上げるだけで特に行事はない。というのも専従員の第一子(双子ちゃんだそうです)の出産が間近に迫り(予定日は2月11日、だけど早まりそう)それどころではないという状態。今はこれから生まれてくる子供たちの買い物が何よりも楽しいこの頃のよう。
 川崎布教所(加藤専従員)は、大晦日から元日まで布教所前の道が、近くの「身代わり不動」の初詣での車と人で大混雑になるため、いつでもお参り出来るようにするが、年末年始の行事はなし。1月16日の初法座が新年会になる。
 八千代布教所(長井専従員)は大晦日午後11時半頃から集まり始めるご門徒と一緒に、元日午前0時から正信偈をお勤めする「正信偈で始める会」が行われる。お勤めの後は明け方まで新年を迎えた慶びをお酒とともに味わう。夜が明けてから三賀日は年始の参拝を受け、坊守さん手作りの、名物で評判の特製油抜ききんぴらごぼうと黒豆(とお酒)でご接待される。専従員は近年三賀日の間、年始の参拝が切れないようになったと慶んでいた。


  GO GO 伝道車
 12月18日(木)〜19日(金)、藤原、岡崎事務室員がラジオ放送録音のため本山スタジオへ出張。
 12月19日(金)、仁風会館保育園のおもちつき大会お手伝いに出向。伝道学事部は教区内宗派関係学校、築地本願寺の幼稚園、保育園の各種行事の担当しているのでこういう時にも出向する。
 11月23日(日)、法務参拝部に貸し出し。武蔵野市の源正寺まで。報恩講でした。


  クリック  
 PTAの研修会で河井隼雄(かわいはやお)氏(臨床心理学者、教育学博士)の講演「心を使って子供と向き合う」を聴きました。氏は家庭での宗教教育の必要性、豊かさへの警鐘、子供(相手)の立場の認識、聞こえて来ない心の声を聞くなどを講演され、満場の拍手を受けていましたが、これらはお寺の法座で昔から聞いていることばかりでした。


  From Inside
 宗派との来年度予算折衝で都市開教本会計への宗派助成金が、本年度3,000万円より100万円減額され、2,900万円になるもよう。築地本願寺からと東京教区教務所からの助成金は本年度と同額の1,000万円と300万円で計上しこれから折衝に入る。
 本部では本年度中に本部所有の伝道車、日産ホーミー号の任を解き、新車との入れ替えが予定されている。払い下げを希望される方は今のうちに手を上げておきましょう。
 12月20日付、元都市開教本部勤務、現在法務参拝部勤務の長井俊治氏が札幌別院に転勤しました。

  From Outside  
 この「都市開教NEWS」の記事をインターネットに載せたいという話が、東京教区青年僧侶インターネットグループからありました。東京首都圏の都市開教活動を紹介する意味で、差し障りのない良識のある一部の文章(?)のみに限って発信されることになるようです。


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