2001/03
『ドイツのシンポジウム』

     ドイツのデュッセルドルフと言う町で、浄土真宗の信徒の集まりがありました。もちろん、日系の人は一人も居ません。ドイツ語で「ご安心」を語り、お念仏を喜ぶ人達です。

     龍谷大学の眞宗学の岡 亮二教授と、私の「弥次喜多道中」。この二人でドイツ・デュッセルドルフまで、大丈夫なんだろうか。

     しかし「強い味方=eメール」で、事前に色々と情報を頂き、空港にお迎えを頂いて、無事にたどり着くことが出来ました。

     さぁ、翌日からシンポジウム。岡先生は風邪を日本から引っ張って行って、緊張気味。

     
私の方は、分からない言葉とは便利なモンで、ただにこにこしていればイイわけです。

     外国での研究発表は、事前に送付した文章(レジュメ)を、日本人のスタッフが「独訳」して、ドイツ語で読み上げます。

     
読み終えると、次には「ディスカッション(討議)」となり、三時間で終わると、今度はお寿司とワインで「立食座談会」となり、一日目は終了。

     二日目は午前がシンポジウム。午後は「報恩講」でした。私は、導師という大役を仰せつかって、日本から「装束一式持参」となり、これが締めて八s近くにもなりましたが、搭乗窓口では、重量オーバーは許してくれました。