2001.10.01 POSTEIOS

 新聞・雑誌 仏教情報 拾い読み 2001年09月号 

(95)9月28日 朝日新聞 図書広告欄
 新刊書として、吉本隆明著『今に生きる親鸞』(講談社プラスα新書)が紹介されています。
 「仏教界の戒律を破り、肉食も妻帯もした親鸞。永遠の巨人の哲学と思想が、現代の知の巨人を魅了した。巨大の思想家の現代を癒す力!!」との説明がありました。

(94)9月22日 京都新聞
 真宗大谷派が武力不行使求める要望書をブッシュ大統領宛に郵送したとの報道がありました。また、同派が近くニューヨーク市への見舞金を送ることも報じられています。

(93)9月22日付け 中外日報☆
 18日の本願寺派の全戦没者追悼法要の記事が出ていました。

(92)9月21日 京都新聞
 米国同時テロの被害者のために、浄土真宗本願寺派は二十日より見舞金の募集を始めたとの記事が掲載されていました。

(91)9月22日  アサヒコム☆
 「宇宙葬」がロケットのうちあげ失敗で「海洋葬」になったとの記事が出ていました。 宇宙葬、遺骨全てが打ち上げられるのかと思っていましたら、ホンの数グラムなのですね。宇宙葬でも墓地の問題は解決しないことも分かりました。

(90)9月18日 京都新聞
 西本願寺派の歴代門主が所蔵してきた「写字台文庫」を管理する龍谷大学が、特別展「今蘇る写字台文庫」を10月6日から13日まで、龍大紫光館で開催することが報じられています。写字台文庫の蔵書がまとめて展示されるのは初めてだそうです。「解体新書」「全体新論」などの医学書や文学書、仏教書など、国内有数の47点を公開されるとのこと。

(89)9月17日 産経新聞夕刊 「宗教こころ」欄
 「“絶対悪”の思想を徹底」と題して、『親鸞』(集英社新書)の著者、伊藤益氏(筑波大助教授)に取材した記事が掲載されまています。

(88)9月17日 朝日新聞夕刊 ☆
 「笑って豊に」という特集がありました。
 その中に、大阪のお東の寺院が開いている「ごくらくご」がありました。

(87)9月17日 朝日新聞夕刊 「こころ」欄 ☆
 「心の書」として、加藤智見氏(東京工芸大学教授)が倉田百三『出家とその弟子』を紹介されています。

(86)9月16日 日経新聞 「読書」欄 ☆
 芥川賞受賞作の玄侑宗久著『中陰の花』(文芸春秋)が紹介されています。(評者・桶谷秀昭氏)

(85)9月13日 京都新聞
 京都新聞の米同時テロ関連の記事に下記のことが報道されていました。
 浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)の石上智康議長や浅野弘毅総務ら八人はハワイ別院を視察後、十一日夜(現地時刻)に米本土に入って北米視察へ向かう予定だった。しかし、テロ事件で同国行きの飛行機が欠航したため断念、帰国を決めた。
 米本土からの便も欠航しており、ハワイだけを訪れて十一日に帰国の途に着くはずだった武野以徳総長らとともに、帰国便の確保を急いでいる。


 また、各紙の京都版ではテロ反対声明が各宗派から出されたという記事も掲載されています。
『命の尊厳否定認められない』 東西本願寺が声明
  米国の同時多発テロ事件に対して、浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下  京区)は「無差別に市民を巻き添えにした今回の行為は絶対に許されない」。
  また、真宗大谷派(本山・東本願寺、下京区)も「いかなる主義主張があろうと、い のちの尊厳を否定する行為を決して認めることはできない」と、遺憾の意を表明した。


(84)『婦人画報』10月号 「母たちの愛と軌跡」
 女優・石田ひかりさんが登場されていますが、始めに、結婚相手のことなど紹介されています。始めの部分のみ。
 「今年4月、石田ひかりさんはTVディレクターと結婚式を挙げた。式は御主人の実家が三重県のお寺ということもあって浄土真宗の伝統にのっとった仏前結婚式。両家合わせてもわずか15人足らずという身内だけの式は、厳かな中にぬくもりのある雰囲気に包まれていたという。」

(83)9月11日 日経新聞「交遊抄」欄
 経済産業副大臣・松田岩夫氏が、「心の師匠」と題して、薬師寺の安田暎胤師との交流を紹介されています。

(82)9月10日 朝日夕刊「惜別」欄
 「寺に寄り添い学究一路」と題して、東大寺史研究所所長・堀池春峰氏への追悼文です。
 東大寺の会計を代々あずかる家柄に生まれ、その職務を続ける傍ら、古寺の経巻・古文書などの研究でも大きな成果をあげた、とのことです。

(81)9月8日 京都新聞 ☆
 「おろした御影堂の瓦を門信徒 瓦をゴシゴシ 370年の汚れ落とす」と題し、8日、修復工事中の御影堂の大屋根に再使用する瓦の水洗いが始まったそうです。全国から門信徒約四百人が集まり、主に1636(寛永13)年の再建時に使った「寛永瓦」で、このうち丈夫で傷みが少ない約四万枚の瓦の再利用を予定しているとのことです。


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