アメリカ軍はこんなものを食べている！
MRE（Meal Ready-to-Eat）アメリカ軍個人携帯用戦闘糧食　試食

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ひょんな事からＭＲＥ（アメリカ軍個人携帯用戦闘糧食）が手に入った。いわゆる行軍食である。１行軍で２、３個持って行くそうです。ネット上の百科事典『ウィキペディア』には以下のように説明がある。

ＭＲＥについて

2005 年現在、4種類の菜食主義者用のメニューを含む24種類のメニューがある。個々のメニューは約1200カロリーを提供するようになっている。 メニューは、主食と穀類1品か麺類1品、クラッカーもしくはヴェジタブルクラッカー、ピーナッツバターかジャム、デザートか菓子、飲み物(粉末ジュース、 粉末ココアなど)、インスタントコーヒーか茶(ティーバッグ)、塩やタバスコ・唐辛子パウダー・ミントガムなどの小品が入ったアクセサリーパック、プラス チック製のスプーン、FRH(フレームレス・レーション・ヒーター)と呼ばれる加熱用のヒーターである。

野戦食であるため、MREは数々の包装基準があり、次の要項に合致する必要がある。

�@高度380mからのパラシュート投下・高度30mからの単体梱包投下でも破損しない事
�A外気温27度で最低3年間、38度でも最低6ヶ月保管出来る事
�Bマイナス51度からプラス49度までの気温に短期間耐える事

これが今回入手したＷＲＴ（Meal, Ready-to-Eat）アメリカ軍個人携帯用戦闘糧食、NO.7とNO.2とNO.10の３パック。NO.7がチキンのサルサソース、NO.2がボンレスポークチョップ、NO.10がチリとマカロニ

袋に商業転売は違法ですと書かれている

今日はNO.2のボンレスポークチョップをいただきます。

袋を開けると小さなパックが沢山入っています。まずはメインディッシュ。「ポークチョップとヌードル、ジャマイカンスタイルソース」というしろもの。

こちらは「スパイスドアップル」

続いて、「ベジタブルクラッカー」２枚入り。薄型のクラッカー。

続いて、チーズスプレッドジャラペノス。これはチーズのパテでスパイシー味。クラッカーに付けて食べるとおいしい。

これは、「チョコレートミントパウンドケーキ」。意外と美味しいです。しっとりした食感で、いかにもアメリカと言う甘さのあるケーキ。これだけで270キロカロリーあると書いてあります。

これは粉末グレープジュースのもと。

水を入れてジュースにするとこんな感じ。色はかなり濃い紫。日本ではない色。これもちょっとあまいが結構美味しい。疲れたときにはほしい甘さ。

これは調味料セット。塩、砂糖、粉ミルク、インスタントコーヒー、濡れティッシュ、紙ナプキン、タバスコ、マッチ（？）、ガム。日本人だとつまようじが欲しいところだが、ここではガムがそれにあたる。

いよいよ暖めます。グリーンの袋が暖める装置。中に薬品が入っていて、水を入れると発熱する。ポークチョップとスパイスドアップルを暖める。レトルトになっているので、ほっとパックに入れて暖めます。

暖め方の説明書き。石か何かに立てかけて暖めます。

これが暖め終わったポークチョップ。少し食べてしまいました。大きな固まりの肉に、刻みきしめんのような麺の入ったソースがかかっています。味は意外と薄味。塩とタバスコで調節しろと言うことか。

これがスパイスドアップル。リンゴを煮たもの。あまい中になんかソースの味がする。これがスパイシーって事か。

これが全体的に食べているところ。けっこうな量です。これにジュースとコーヒーが付きます。コーヒーのお湯は主菜を温めたお湯で飲むとか言っていましたが、なんか薬品臭がしました。（銀のスプーンは別です。茶色のスプーンは付属しています）

これでごちそうさまでした。