いや、プレゼン1、2が意外に反響が大きかったのでビックリしてます。 特にみなさんの感想を見ると、ただ受け取るだけじゃなく、自分なりの意見とかが はっきりしているので、プレゼン書いてよかったなあと実感している次第です。 さて、というわけで、プレゼン第3弾になりますが、今回はズバリ 「実写版セーラームーンのススメ」です。 いきなり話が変わりますが、この「実写版セーラームーン」って言い方、どうにかならないものか? なんか、セーラームーンのバッタもんみたいに聞こえて実は昔から違和感があったりしてました。 だれかいい案あったら教えてください。 ここで今回のプレゼンのテーマですが、 「ドラマは考えて見たほうが面白い」ってことです。 これを念頭に以下、読んでいただけるとよいです。 問題提起。 今回のセーラームーンというドラマは冷静に見て、世間一般的に面白かったんだろうか? 俺はもう、絶対面白いものだって先入観(暗示と言ってもいい)があったから、面白く見えたのでは ないだろうか? 最終回を迎えたあと、ふと思った疑問です。 この疑問の素は ・実際に視聴率が高かったわけではない   これはデータがありません。詳しいデータ知ってる人がいたら教えてください。 ・オフラインでまわりに見ている人がいない   0。皆無である。話題にもならない。 ・はじめ見てた人がだんだん離れていった   はじめに見ていたネット上の人たちがほとんど見なくなってしまった。 ということは、少なくとも「地上波テレビ番組」として成功と言えるのだろうか? なんか心配になってきたぞ。 では今度は原因究明を。 セーラームーンの第1回の放送後、いろいろなサイトで感想のような、そんなのがいっぱいあったわけで。 そこで、一番ショックだったのは、「学芸会みたい」って発言。 当然、学芸会レベルのものをテレビ番組の作品として発表してたら、それは大間違いなわけで。 そんなもの、見る時間も惜しい、まして、あの放送時間。そんな時間があったら寝てた方がいいって ことになります。 あと多かったのは「アイドル売り出しドラマ」。だから見たってしょうがないって意見。 ここに原因があるとして、ここからぴすけ意見。 でも、みなさん、この作品は学芸会レベルのものでしょうか? ただジュニアアイドルを売り出すだけのドラマでしょうか? これだけお金と労力を使って、あれだけの実績のあるスタッフがそんなもの作るわけないでしょう。 つか、たとえ「アイドルドラマ」だったとしても、それのどこがいけないのかさっぱりわかりません。 ここからは断固言わせて頂きます。 アイドルを売り出すドラマを(はじめから決め付けて)面白くないというのがカッコいいみたいな 風潮があるように見えてならないです。もしもそうなら、俺はカッコ悪くて結構。 おっと、ちょっと冷静さを欠いておりました。これじゃセーラームーンに味方しすぎてる。 あくまでニュートラルで行きたいと思います。 でも、学芸会って意見もそうなんだけど、この先入観がセーラームーン成功への足かせの一つに なっていたのではないだろうか?どうだろうか?飛躍しすぎなんかな? そこで考えました。ぴすけは一生懸命になって。 そういった先入観のある人にでも楽しんでもらえるドラマってどんなものかなって。 答えは簡単で、売れてるドラマのマネすりゃいいわけで。 月9とかTBSの金曜10時とかね。でもセーラームーンはその時間ではできないわけ。 ターゲットが違うから。まー、月9枠でセーラームーンやって世の中みんながひっくり返ってるとこ 見たくないわけじゃないですが。 じゃ、どうすればいいか。はい、考えましたが無理でした。 答えは出ません。いや、その法則がなにかあるんであれば俺はとっくにドラマの名プロデューサーに なってるわけで。 その代わり、世間でこんなにも騒がれていないセーラームーンって番組に俺がこんなにもハマった理由 がわかりました。 毎週感想書いてたからだ。 これ大事。 よく自分の感想の中で「今日のポイント」ってキーワード使ってたよね。 文字通り、ファンの人にここだけは重要だから押さえてほしいところって意味で使ってました。 あれって結局は自分の中で整理しておく意味で重要だったんだ。 ストーリーとして、複線として、演出として、また演技として、作り手がこう見てほしい、 そういうメッセージをまとめてたわけ。 それによって受け取る土壌(準備と言っていい)が出来て、すごい高い意識で番組をとらえることが できたんだろうね。 その上でセーラームーンは面白いって自己暗示があった。だから100%楽しめた。 じゃ、セーラームーンって俺がたまたまそういう見かたができただけで、ドラマとしてはどうなの? ってことになるのですが。 いや、いくらなんでもね、ただ作ってりゃいいやみたいな視聴者をバカにしたような番組だったら 気付くつーの。いくら盲目的になってたとしても。 それにこのサイトにだってたくさんの面白いって仰っている来訪者が毎日のようにBBSに書き込んで 頂いたりしてるわけ。 てことでまとめると、世間的にセーラームーンは少なくても普通のオモシロさだったということで ケリをつけたい。うーん、根拠のない説得力だ(笑) さて、少なくとも普通に面白いドラマ、セーラームーンですが。 ここで、このプレゼンテーションのテーマを思い出してみましょう。 「ドラマは考えて見たほうが面白い」 普通のドラマも、自分の中で一生懸命考えて作り手のメッセージを受け取る努力があれば300倍楽しめるってこと。 要はドラマはただ見るんじゃなくて、一生懸命見ろってことです。 だって、その視聴する時間をわざわざ割くわけでしょ。なら、楽しむ努力しなきゃ。 で、このセーラームーンってドラマはその入門に最適だと思います。 俺がこのことに気付けたのもこのドラマのおかげ。ありがたや、ありがたや。 えー、この延長で愛のソレア見ちゃってる俺、正解?