2000年5月3日〜5月28日 中日劇場(名古屋)
訳・訳詞・演出 青井 陽治/作曲 ハリー・ウォーレン/作詞 アル・デュービン
フォーティセカンド・ストリート
42ND STREET
CAST
ペギー・ソーヤー 涼風 真世 アン・ラリー(アニー) 春風 ひとみ
ジュリアン・マーシュJr 錦織 一清 ロレイン・フレイング 森奈 みはる
ドロシー・ブロック 前田 美波里 フィリス・リー 吉岡 小鼓音
マギー・ジョーンズ 北村 昌子 ビリー・ローラー 本間 憲一
バート・バリー 花王 おさむ アンディー・リー 本間 仁
バット・デニング 加納 竜 アブナー・ディロン 穂積 隆信

この作品も今回が3度目、名古屋の中日劇場での再演です。中日劇場は舞台と客席の高さが一緒なので、とても見やすかった・・
ただ日生劇場では気が付かなかっただけなのかわからないが、かなり座る位置によって見える部分が違って、音の伝わり方違うの・・そういう部分 を覗けば客席と舞台の一体感があって、この作品にはうってつけなんじゃないかなぁ〜
あんまりエコー利いていないから、タップの音もひとつひとつがはっきり聞こえるしね。
個人的には好きやなぁ〜この劇場。
愛着たっぷしよぉ〜(^o^)あるかァ〜そら・・・こんだけ通ったら(笑)

いつもよりたくさん見ただけ、たくさん感じられた・・かな・・``r(^^;)ポリポリ

初日に、まずにぎやかになったなァ〜思った。何がっていうわけじゃなく、 カンパニー独り独りの幅がおっきくなったって印象。それは日増しに大きくなり、 真ん中でお芝居している部分でない細かいところも、けっこおもしろかったなぁ〜。
まあ、はじめて見るのじゃないから感じるのかもしれないが、去年の時よりも一層、分かりやすくなったね・・。
そしてそれ以上にはっきりと、新しい形をつくったと感じた。
完全に日本版「42ND STREET」の完成だぁ〜(*^^)//。・:*:・゚'★,。・:*:♪・゚'☆ パチパチ
なんていっちゃう(^^ゞ
もともと、ジュリアンの設定年齢を下げた時点で、ペギーとジュリアンの関係に微妙に 違いがでてきているはず。。その部分にも味付けされて、独自のオリジナル性となって 浮き彫りになってきてたと思う。
そーなのそーなの・・なんか恋愛モード急上昇!!
舞台裏ものの、シンデレラストーリーとしての軸にもう一本太い幹がむくむくと延びてきたみたく この部分がはっきり浮き上がってきてた。
古い雑誌を読んでいたら、NY版とロンドン版ではお国の違いからかどうしてもカラーが違ってくる。 そして、NYはゴールド、ロンドンはシルバーの輝きだというようなことが書いていた。
じゃ・・日本版は(・_・")? 何色に見えるんだろォ〜
私には虹色にみえるぞ(笑)。 ペギーの夢、舞台人の夢がいっぱいつまってキラキラしてるの・・・
恐慌時の話っていう緊迫感はあんまり感じられなかったりするからねぇ^_^;だってかわいいもんなんか(笑)

気になる部分もこの表情が好きぃ〜って部分も変わってきた・・のがおもしろいと思う。これも再演ものの楽しみか。
恋愛モードってとこでは、ペギーとビリー(映画では歌の上手いスターさんなんだってね)、ペギーとジュリアンの気持ちでしょかねやっぱし。
ペギーよぉ〜〜どっちやねん(`〜´)(笑)(ええのぉ〜もてて^^;)。
ビリーとはねカンパニーの中で公認の仲のようで、いっつも一緒にいてんだよなぁ〜^_^;。
ビリーもね最初っから、ちょっかいだしたろぉって感覚じゃなく、歌詞の通りほんとに今までの女の子とは違う、 ひと目で僕のもんや(なんか僕っていう一人称が似合うよねぇ・・)って感じなんですもの。
ペギーちゃんも、ほっぺに指でチョンなんてされて・・・とぉーっても嬉しそうだし(そら嬉しかろぉ〜一応2枚目スターや)・・・前はねぇ・・キョトンってして 眼中にないぞぉ〜って感じに見えてたんだけど(笑)。
でもこの恋・・・成就しないと・・・ワタシハオモウ・・・

ジュリアンに対しては・・・
ラストのふたりの芝居・・今回はここのシーンがポイントかなぁ・・・・。
「嬉しく思いますわ貴方が来てくださったら・・・」
この台詞が妙にしなつくって(表現悪いけど)心を込めて、言っている理由が知りたくなった。
ジュリアンに対しては、あこがれとか、尊敬だったはず・・ほめられたいって思っていたはず・・
舞台前にジュリアンに「これは本心だ」なんて言われてキスされて・・でもそのときはそんなこと考えてる暇なくて・・
でも、終演後「君は本物のスターだ」って言われたとき・・ 演出家としての言葉を言って欲しかったんじゃないんだと認識したんじゃないかな。
千秋楽だけだったけどね、チェって顔したの・・ペギーちゃん・・・
←これでちょっとあってたんやぁ〜って確信したんだけど・・・^^;
ジュリアンがコーラスのパーティの場所を聞いた時の、意外そうな(ジュリアンもなんかすごく間をもって言うのよねぇ)、 気の抜けたような(いうんなら、はよそれ言ってよォ〜って)うれしそうな顔・・・
その言葉にジュリアンからのメッセージだと感じたから・・ちょっと改まってジュリアンに教えてもらったように、 愛する人に心込めて、言ってみたのかな・・
ちょいと大人になりました・・・演技ではなく・・
てなことかなぁ〜と勝手にごちゃごちゃ解釈しとりました(f^^)。(笑)

あと、ジュリアンの方もねペギーに対して、演出家と役者という関係を超えた気持ちを持っているがじわりじわりと見えてくんだ(笑)。
そんな風に思って見ていると、ラストに黄色いスカーフにぎりしめてっとこで、ペギーの純な部分にふれて原点にもどり、 がんばろうっていう気持ちをとは別に、ペギーのこと好きだぞってかみ締めてるよな気がしちゃったりもして・・まあ、これは半分妄想はいり過ぎかぁ〜〜

ドロシーの足の骨折シーン
一瞬の出来事だから見逃すのよねぇ〜。うしろから踊ってでてくるペギーちゃんにも気がついていない人もいたみたいだから・・・
何事ぉ〜って思ってると、ドロシーが「あの子が押したのよ・・・クビにしてぇ〜」なんて叫ぶもんだから、そうか・・ペギーがドジったか・・・となっちまう。
何度も繰返しますが・・・ ここは、立ち位置間違えた男性ダンサーにペギーがぶつかりはじきとばされてドロシーに当ったんです
なかなか、万人に正確に理解していただけてなかったようで・・・(笑)前回の時も、うしろで「俺がぁ〜」とやってしまったぁ〜とジェスチャーするようにしてらしたが・・・気付いていた方が どれだけいたか・・・(´〜`)
今回は、ペギーちゃんが最初にぶつかるっていうのがよく見えるようになっていたような気がするが・・・結果はいかに??
それよりも、ジュリアンが、客席に向かってドロシーが故障したと告げているとき、ドロシーのうめき声と、ペギーの鳴き声が聞こえてきて、緊迫感が増大してましたね。
ドロシーもちゃんとコケル時に、足が痛いんだぁ〜って前にだしてコケてっし・・・おぉ〜考えてるぅ〜って感心しちゃった^^;(別にちゃかしてるわけじゃございません)

「42nd street」のタップシーンはヤッパリいいねぇ〜。
さっきも書いたけど、タップの音の響きがすっきり聞こえてペギーとビリーの掛け合いや、バックの方々との掛け合いがすごく良くわかって満足な私。
のわりにゃ〜舞台上で行われていたいざこざが全然見えていなかった私だったがぁ・・・(ボケッぷり暴露の三昧参照^^;)。もぉ〜まったく・・
音はね、どっちかっていうと2階の方が綺麗に聞こえたかなぁ〜前だと、全部の音がいっしょくたに聞こえてきちゃったりするもんですから・・・ちょいと大袈裟だけど、はじめて2階でみたひにゃ感動したもん。
かなめちゃんのタップはもぉ〜安心して・・・けっこ自由に踊ってましたし・・・
ビリーちゃんの職人技的な技術にゃおぉ〜って(笑)・・・「お金がジャンジャン」のシーンとはまた違うんだよね、あっこはこれでもかぁ〜って感じやし。それは迫力あっておぉ〜ってうなりたくなるんですけどね。

残念だったのが特訓のシーン。なんかねここば遊びの場゙化してしまっていて…
演出なんだか出演者が勝手に遊び出したのかわからないけど・・・
コントじゃないんだから・・ってジュリアンの言葉そのまんま(笑)。
お客さんは楽しんでいたし、リピーターは何をするかを期待していた、その期待に答えようとどんどんエスカレートしちゃったのかな。
おかしいから、ついつい笑っちゃうんだけど^_^;笑いながらもなんかちがうんじゃないかな・・と思ってしまうんだよねェ〜私は。頭固いんだろか・・
再演の時ぐらいならまだしも、今回、途中からペギーちゃんまで・・名古屋弁もどきで・・^_^; ここまでくると正直うーん(-_-メ)とうなってしまう・・。ジュリアンがもうだいぶといっちゃってんだからさぁ〜(笑) ペギーまでやっちゃイケナイと・・・あまりにもおちゃらけて…
楽とか・・特別な日ぐらいにしといて欲しかった・・というのが私の気持(楽は楽で・・(笑)まぁ〜 あれはいっかぁ〜(笑))。
36時間で舞台を仕上げるっていう超ハードな現実、ペギーの真剣さがとぎれちゃう。あそこでビリーほっといて(笑)ジュリアンとふたりで の、特訓の場面とした意図が見えてこないぞあれじゃ。
さんざん笑わせといて、さぁっと軌道修正してもとの芝居に入り込んじゃうのは、物凄いと思うよ(笑)。

出演者の方々の感想をここいらで・・・

台詞が溢れ出るニッキのジュリアン・・
今回は、なんかジュリアンを物凄く近くでいっぱいみた気がした(笑)
どんどんハートフルなジュリアンで・・どんどんおやぢぃ入ってきてたなぁ〜^_^;。初演は2枚目だったね・・確か・・・
サービス精神旺盛で、いつもこの舞台のテンポを作ってくれた。ご苦労様ァ〜っていいたいぐらいずっとしゃべってんだもん^_^; しかし、この作品がミュージカルコメディになったのは君のせーかぁ〜(笑)。
ドロシーの楽屋で、アブナーディロンが乱入してきた時のへっ?ってな 顔といったらもぉ〜・・・2枚目捨ててる^^;←また客席に向って膝曲げてやんだもんなぁ〜
ちょっと台詞が走りすぎて、座る場所によっては何いってんだかわからない時があって(これは劇場の音響にもよるのだろうが・・)。せっかく間髪いれずにいっぱいしゃべってんだから、もったないよぉ〜と(笑)思います。
個人的なツボはねぇ〜ペギーの楽屋に入ってどさって座るの、そして息をはいてからしゃべり始めるその間がなんだかすごく意味あるものに思えてね。ちょっと好きだった。
前からやっていたのかなァ〜。悪いけど・・そんな細かいことまでみてなかったんだわぁ〜^_^;
ジュリアンのこの作品にかける気迫、そしてこれからペギー言おうとすること・・、初日の緊張・・を、そのひとつ動作でみたよな気がしたよ。
私の勝手な思い込み??・・だったらどーしょ(笑)
しかし、毎日のあそこまでテンションが上げてっと大変だろうなァ〜・・だから声つぶれるのかしらん(・_・)......ン???

ゴージャスなドロシー・・の美波里さん…
生の舞台をみるのははじめてで、私の中のイメージっちゃ、四季のミュージカル「青い鳥」の夜の女王なもんで・・^_^;。 この方が名古屋で、 ドロシーを演じると聞いた時にゃ〜きゃぁ〜食べられるぅ〜と本気で思った(笑)(失礼おば^_^;)
女優ださァ〜文句あっかぁ〜ってドロシーだっ!!ヒゅーヒュー言っちゃう(笑)
すんごい存在感だわさっマジでっ。 で・・・ドロシー様がおっきいからペギーちゃんよけかわいくみえて・・(笑)小鳥のようぅ〜。でもね、ドロシーが大きいければおっきいほど対比が出てきていいんだよねぇ(この゛おっきいは゛体じゃないです^_^;)。まっ、涼風ふぁんとしましては、1幕乗っ取られてますから(笑)内心およよ〜んなんですが・・・(^◇^;)

お衣装も一段とびっくりするようなものになってて・・(笑)初日は、 次は何着てでてくんだっけぇ〜ってそれが楽しみになっちゃってましたもん(笑)。 ただね、初日に見たときはとりあえず力づくだわぁ〜って・・そんなにはいいものではなかったんだ。 この人も(も??)アニメ声だァ〜って(笑)へんなこと思っていたし、声と動作とに違和感があった…
でも、馴染んではらへんかっただけみたい・・^_^;1日おいてまた見た時にはしっくりいってましたもん。
ほんまに・・話し方にしろ、歌い方にしろどんどん違ってきて、どんどんメリハリ利いてきて(このメリハリの利かせ方が抜群なんだわ)・・毎回違うんだぁ〜 (時に演歌調で、♪おぉ〜いぃ〜でぇ〜〜って歌ってたときはのけぞったけど・・^_^;)・・・・
しかし、金髪が良く似合って・・・ゴールドの衣装と羽根のショールがこんなに違和感のない人もそーはいないだろなぁ〜。 アメリカン度bPあげちゃう(笑)。
ペギーの楽屋のシーン。
ここはね、余裕っていうのかなぁ〜大女優が相手を認めた時の諦めではなくて・・嬉しさ・・を感じた。
悔しくないはずはないけれど、キラキラとひかる才能を見たときの感動ってあるんじゃないかな 〜。すごい人であればあるほど本物を見る目はもっているだろうし…って なことをそれまでの場面とはうって変わっての落ち付いた包容力ある演技をみながら思ってた。

キャラ変わった??アンディ兄ちゃん
前回の公演でちょいと・・一番気になるお人ぉ〜だったアンディ君・・・
まずおどろいたんが、キンパツっって感じの金髪^_^;。おひげは健在・・ プログラムやポスターとは同一人物とは思えない風貌になってた・・・
して、なにやら軽くなっちまって・・・。ジュリアンの悪友って雰囲気になっちまっただ・・・
いったいどーした???

優しさ倍増のビリーくん。
アンディはジュリアンにとられちったけど(笑)、ペギーちゃんには今回ビリーくんがいたの。 パーティのシーンでも、ペギーちゃんは一目散にビリーのところに直行・・・して、向こうで揉めているのにもかかわらず・・・二人でなにやらおしゃべりしてる。
知らん振りしてるとまずいかなぁ〜ってなったところで、2人はみんなの輪のなかに・・・
そーんなに彼自身が変ったっていう印象はないのですが、ペギーちゃんにからんでくるとねぇ・・ むちゃ愛着わいちゃうんだなぁ〜(笑)

ちょいと上品になったマギー
この方も今回が初参加。前の富士さんがのキャラクターが元気いっぱいで濃かったせいか、ちょっと淋しかったの・・でも、優しそうな人柄がにじみ出てましたね。
歌がどーとかでなくて、曲のテンポにノルのが大変そうだったのが残念。

パワフルなアニーに勝ち気でプリティなロレイン&フィリス
オーディションのシーンでは、突然やってきて歌い出しちまったペギーを胡散臭そうな目でみていた お姉さま方・・・^^;(なんか・・お姉さんって言葉にすると・・ちょいと・・だな^^;)
ジュリアンの「そとの列に並んだ方がいいんじゃないか 」ってな台詞に大笑いしてくれちゃっていたアニーだけど・・・
ペギーちゃんのタップみて・・・うまい!!って(日によったらちょいと気はずかしくなるぐらい大袈裟だったが・・・)・・・
ここのシーン、ペギーの才能を認めて一気に盛りあがって、意気投合したんだぁ〜っいうのが、自然に納得できるよになってたなぁ〜
して・・更にぱわーあっぷしたアニーでございました・・・脱帽^^;。ちょっとすべてがリキ入っててこわかったりもしたぞ・・。
カンパニーの人と一緒にいるときはいっつでも、男性とご一緒で・・モテてましたねぇ〜。 アブナーディロンに、ちらぁ〜とおみ足御披露しちゃったりなんかして・・・ 傷心のビリーちゃんもさっとかっさらっていきました(笑)
そのいっつもビリーちゃんにらぶ光線送っているのに無視されてるロレイン・・(笑)。あぁもぉーといいながらめげない貴方が好きよぉ〜
4人で歌っていて高音になると必ず小鼓音さんの声が勝ってくるんだよなぁ〜。力強い歌声でしたっ。
中盤ぐらいからかな、道でジュリアンに遭遇して帽子で顔隠しちゃう姿がかわいかった。
「稽古場にもどれ」って言われて一目散に逃げる二人の要領よさがこれまた・・好きよぉ〜

お気に入りになっちゃったアブナーディロン
でぇっかい声で(笑)、どーしよーもない成金のおっちゃんって感じでがして好きだった。
いるんだよこんなおやじ…(--;)おっきな子供(笑)。実際いたら無茶迷惑だったりするけど憎めない単純さ・・して、 この豪快さが成功を産んだりすんだよねぇ〜って納得しちゃった(笑)。
舞台が成功したあと・・・「キディカーがほしかったらいつでもいってくれぇ〜」っていうのむっちゃおかしかった。 ペギーちゃんも「はいぃ〜はいぃ〜」って(笑)

そして・・・(●⌒∇⌒●)
かわいかったんだぁ〜かなめちゃんのペギー
この再演にあたってご本人とぉっても悩んだらしい…悩んだかいがあったよぉ〜って言ってあげたいくらいえかった(∩.∩)。
ふぁんモード炸裂しちゃいましたもの・・・
前回までは、どーしてもタップの方が気になっちゃってどーしよーもなかった。半分心配モードはいってましたが(たまーに別にところですっころんでくださるし・・・^^;)・・・今回はもぉそっちの心配はいらないもんねぇ・・一段と軽やかな綺麗な音で響いてましたっ。
かわいいって言葉で片付けちゃうとほんとに申し訳ないが・・も1度・・・かわいかったよぉ〜〜〜ふにゃ〜ヘ(^^ヘ)))
なんていうかね、今までペギーとはこういう人物だぁっていうのを演じ様としていたのが、かなめちゃんかペギーかぁって同化してきちゃってたように思う。
そしてね、本来かなめちゃん自身が持ってる透明感が増加して・・・ 何色にも染まっていない無垢な雰囲気・・いつまでもピュアな心を持ってる女の子になっていた。
かなめちゃんの本質がペギーを飲みこんだ・・・か・・・
それってすごいことだけど・・・
その分ちょっとだけ落ちついて、何をしでかすかわからない、あぶなっかしさはなくなってし、アメリカ人的なの泥臭さが(表現難しいな^_^;)遠のいてしまったのも事実なんだよねぇ・・・
アメリカ人っていうよりも・・・異星人だ・・っておっしゃった方がいたが・・・ナイスかもしんない(笑)

・・
今回はこの「間」をすごく上手く使って表現していたと思う。計算か、それとも作りなおす過程で自然にそうなったのか…
とにかく、かなめちゃんの作り出す一瞬の静寂が舞台に緊張感を生んで、雄弁に物語っていたね。ペギーちゃんの不安やとまどい・・そして、固い決意を・・
この辺りの間の使い方はニッキ殿と正反対だね。あっちは間をとらないことでテンポつくっていたから。

歌も・・ドロシーが歌っていたのと同じ歌?ってぐらい雰囲気が違って、あぁ〜かなめちゃんの歌だわァ〜って嬉しかった。声量で押すタイプだと言われてたけど、かなめちゃんの歌って、ちょっと含みを持たせて引く部分が色っぽかったりするんだもんね。
そして、最後の最後でバァ〜って張り上げる…たまらんかったなァ〜ラスト2日の声の張りは鳥肌ものでした。
もぉ〜惚れなおし!!ヽ(´▽`)/へへ

こんだけみたのに見たりないっていうか・・・何度見ても飽きないの・・・
またやってほしいなと切実に思うわけですm(__)m
虹色のカンパニーに乾杯!!
いっぱいいっぱい元気貰いましたァ〜。できればもう1度会いたいな・・・
元気なペギーに・・・

2000/6/25