第11回 NRPN(ドラム)

さて、だいぶ回が進んできてついにドラムのお話になりましたね。 今回のが終わってしまうとエクスクルーシブの書き方と、インプリの読み方がわかれば 一応、音源制御の講座はおしまいになります(笑) 多分、その後に基礎テク講座もすると思いますが(爆) 今回は音源の元から入っているドラムの音が気にくわない方には朗報の回です。^^; 全部、自分の好みに作り替えてしまおうというお話ですから。 さて、いつものNRPNでさわれるドラムのパラメータ一覧を見てみましょう。 ドラム関係------------+--ピッチ (音自体の高さ) +--ボリューム (音の大きさ) +--パン (音の位置) +--リバーブ(音の響き・位置) +--コーラス(音の広がり・太さ) +--ディレイ(残響音設定)(SC88専用) まずは、上から順番に解説していきます。 ドラム・ピッチコース(ピッチ) 曲などを打ち込むときに、GS音源にあるドラムの音が打ち込む曲に合わない事は ありませんか? 特に、曲のコピーなどの時にコピーしたい曲にあるドラムの音が無い場合は ありませんでしょうか? 上の問題には、違うドラムセットを使うか、ピッチコースを使うと解決する場合が 多いです。ドラムなどを、ピッチベンド等を使ってピッチを変えて演奏すると 変わった音がしますが、その変わった音をピッチベンドを使わずに ピッチを変化させて、ドラムの音そのものの高低を調整する機能です。 これで、今までにないドラムの音を作ってやることが出来ます。^^ ドラム・ピッチコース(ピッチ) (Control Change 99番) [NRPN] MSB 24 (Control Change 98番) [NRPN] LSB ** (**部にはノートNo.が入る) (Control Change 6番) Data_Entry ## (64が標準値) ## = 0 〜 64 〜 114 例えば、スネアドラム1を5つ分、音を高くしたい場合は、 [NRPN] MSB 24 [NRPN] LSB 38 <- スネアドラム1のノートNo. Data_Entry 69 <- 64が基準値. と、入力してやればOKです。(ただし、ドラムを使う前で同じCHにてやること) 参考までに、一般的なドラムのノートNo.のリストつけときます。 +------------+-------+ | 楽器名 | ノートNo.| +------------+-------+ | ライドシンバル | 51 | | クラッシュシンバル | 49 | | ペダル H.H | 44 | | オープン H.H | 46 | | クローズ H.H | 42 | | TAM2 (H) | 48 | | TAM2 (M) | 45 | | TAM2 (L) | 41 | | スネア2 | 40 | | スネア1 | 38 | | キック1 | 36 | +------------+-------+ ドラム・ボリューム(TVAレベル) 要するにその音単体の音量を調整します。 使い方としては、クラッシュシンバルがうるさいときなどに その音量そのものを下げてやるといった使い方をします。(他の音には影響無し) ドラム・ボリューム(TVAレベル) (Control Change 99番) [NRPN] MSB 26 (Control Change 98番) [NRPN] LSB ** (**部にはノートNo.が入る) (Control Change 6番) Data_Entry ## ## = 0 〜 64 〜 127 ドラム・パン(パンポット) その音単体の鳴らしている位置を変更します。ある程度この辺は基本的な設定が 最初からされているので、そうそういじることは無いと思いますが・・・ ちなみに、0にするとランダムな位置から演奏されます。(散らすときなど使える) ドラム・パン(パンポット) (Control Change 99番) [NRPN] MSB 28 (Control Change 98番) [NRPN] LSB ** (**部にはノートNo.が入る) (Control Change 6番) Data_Entry ## ## = 0 ランダム ## = 1 〜 64 〜 127 左 右 ドラム・コーラス ターゲットの音を太くしたり細くしたりします。 コントロール・チェンジのコーラスのドラム1音版です。 ドラム・コーラス (Control Change 99番) [NRPN] MSB 30 (Control Change 98番) [NRPN] LSB ** (**部にはノートNo.が入る) (Control Change 6番) Data_Entry ## ## = 0 〜 64 〜 127 ドラム・リバーブ ターゲットの音をリバーブかけます。これで、音の上下も演出できます。 コントロール・チェンジのリバーブのドラム1音版です。 ドラム・リバーブ (Control Change 99番) [NRPN] MSB 29 (Control Change 98番) [NRPN] LSB ** (**部にはノートNo.が入る) (Control Change 6番) Data_Entry ## ## = 0 〜 64 〜 127 ドラム・ディレイ (SC−88系専用) ターゲット音の山びこ効果を演出します。ただし、SC−88系専用です。 ドラム・ディレイ (SC−88系専用) (Control Change 99番) [NRPN] MSB 31 (Control Change 98番) [NRPN] LSB ** (**部にはノートNo.が入る) (Control Change 6番) Data_Entry ## ## = 0 〜 64 〜 127 以上ですが、ある程度は基本的に設定されていますので、 気にくわないところだけを修正していくのが楽して目的の音を作る近道だと 私はおもいます。 それと、ドラムを打ち込む際には、叩いている前の残響音を気をつけましょう。 例えば、ドラム・ロール等をしたときに、機関銃のように「タタタタタ・・・」 では、全然芸がありません。前の残響音と共鳴し合った「タタタラタラタラタラ・・・」 音にならないと、ロールとは呼べません。 この辺は、「リミテッド・マルチ」と呼ばれる技を使う必要があります。 (ここらは昔、TSCのふなさんに強烈に指摘された覚えがあります(笑)) それらは、次回「エクスクルーシブ本編」の中で紹介していきたいと思います。 BY あぁ、今回の解説は長い・・・