第13回 EXCLUSIVE2

前回は、好きなCHをドラムにするという2SETドラムのお話をしましたが、 今回は、よく使うものを中心に紹介していきます。 リミテッド・マルチ 同音連打の時の処理をどうするかを決めるパラメータです。 一般的な音の場合は、同じ音を連打すると前の音の残響音を全部残したまま 次の音を鳴らすようにしています。この状態を(フル・マルチ)といいます。 一般的にドラム以外の音は、初期設定はフル・マルチの状態になっています。 逆にドラムの初期設定は、マルチがOFFになっています。 つまり初期設定のままでドラムを使うと、 ドラムのロール等を行うと前の音の残響音が残らないために 機関銃のような「タタタタタ・・・」とただ鳴っているだけの音になります。 より、ドラムらしい音を目指すためには、このパラメータをオンにする必要が あります。 ですが、いくつも音が重なると限りある音の発声数が少なくなってしまう上に ドラムの性質を考えて、リミテッドという1つ前の音だけを残す設定にします。 そして、ここぞというときにフル・マルチにして、前の残響音を 全部残すようにしたりもします。 その切り替えを行うエクスクルーシヴを以下に書きます。 +------------------------------------------------------------------------+ | リミテッド・マルチ | | [ F0 41 10 42 12 40 1* 13 0? ++ F7 ] | | | | * ・・・ MIDI CH (10CH =0,1CH=1,2CH=2,・・・16CH=F)(前回を参照) | | ? ・・・ 0 = SINGLE 1 = LIMITED_MULTI 2 = FULL_MULTI | | ++ ・・・ パリティチェックSUM。(前回を参照して自分で計算して下さい) | | | | 基本的にドラムは、リミテッド・マルチを使います。 | +------------------------------------------------------------------------+ ボイス・リザーブ(ボイス・予約) 88以前のGS音源は、同時に発声できる音数が24音または28音と限りが あるので、音切れが発生することがあります。 そこで、目立つ音が切れて曲の雰囲気を台無しにするよりは、 目立たない音が切れてくれるように設定することができます。 具体的には、チャンネルごとに最低限鳴って欲しい音数を指定します。 (24音の時)デフォルトでは、下のように設定されています。 CH 10 1 2 3 4 5 6 7 8 9 11 12 13 14 15 16 音数 2 6 2 2 2 2 2 2 2 2 0 0 0 0 0 0 優先順位は、ドラムの10CHが最優先で、以降1CHから優先的に 音数は消費されます。打ち込むときにはこのことを頭に入れて置いてください。 例えば、このデフォルトの並びを下のように帰る変更したい場合、 エクスクルーシブはこうなります。 CH 10 1 2 3 4 5 6 7 8 9 11 12 13 14 15 16 音数 2 4 4 0 4 3 1 2 1 3 0 0 0 0 0 0 10CH 1CH 2CH 3CH 4CH 5CH・・・・・・・・・9CH [ F0 41 10 42 12 40 01 10 02 04 04 00 04 03 01 02 01 03 00 00 00 00 00 00 17 F7 ] 11CH・・・・・・・・・・・・16CH | | 24音のSUM_CHECK --+ これを工夫することによって音切れを防ぐことができます。(^^) +---------------------------------------------------------------------------+ | ボイス・リザーブ(ボイス・予約) | | [ F0 41 10 42 12 40 01 10 ** 〜 ** 17 F7 ] | | | | ** 〜 ** 10CH 1CH 2CH 3CH 〜 15CH 16CH の順番に、 | | 最低限鳴って欲しい音数を設定する。合計をこの場合は24音に。| +---------------------------------------------------------------------------+ とりあえず、この2つはよく使います。   次回は、音場づくりに欠かせない知識、ホール&コーラス設定を予定しています BY エクスクルーシブの秘技の数々が明らかに・・・   プリQ