第14回 EXCLUSIVE3

  そういえば、一番よく使う EXCLUSIVE を忘れていました。 +------------------------------------------------------------------+ | GS初期化 | | [ F0 41 10 42 12 40 00 7F 00 41 F7 ] | | これは、1CHの最初の部分に入れてGS音源を初期化してやります。| +------------------------------------------------------------------+   必ず、GSデータではこれを最初につけます。   さて前回の予告通り、今回は音場設定(音を鳴らす場所)を取り上げます。   音を演奏させるコンサートホールをMIDIで作っていく作業です。   これは、リバーブ・マクロ、コーラス・マクロの大きく分けて2つがあります。   リバーブ・マクロの種類には、 [ROOM1] [ROOM2] [ROOM3] [HALL1] [HALL2] [PLATE] [DELAY] [PANNING_DELAY]   という8種類のあらかじめ記憶されたパターンが入っています。   これらのパターンを元にいろいろな響かせ方や音の深み、反射された音の大きさ、   帰ってくるまでの時間など、いろいろ調整してやって好みの音場を作成します。   工夫次第で、武道館や大阪城ホールなどを再現することも可能です。   では、これからいじっていくパラメータのお話をします。 ※リバーブ・マクロ +- CHECK SUM | [ F0 41 10 42 12 40 01 30 ** ?? F7 ] ** = 00〜07 00 :ROOM1 01 :ROOM2 02 :ROOM3 03 :HALL1 04 :HALL2 05 :PLATE 06 :DELAY 07 :PANNING DELAY   [ROOM1] [ROOM2] [ROOM3] [HALL1] [HALL2] [PLATE] [DELAY] [PANNING_DELAY]     この中から自分が作りたいイメージの音場に近いタイプを選びます。   *リバーブ・キャラクター +- CHECK SUM | [ F0 41 10 42 12 40 01 31 ** ?? F7 ] ** = 00〜07 00 :ROOM1 01 :ROOM2 02 :ROOM3 03 :HALL1 04 :HALL2 05 :PLATE 06 :DELAY 07 :PANNING DELAY     マクロで選んだ音場での音の響き方をどのタイプの響かし方にするか?を     決定するパラメータです。この種類は、マクロと同じ種類の   [ROOM1] [ROOM2] [ROOM3] [HALL1] [HALL2] [PLATE] [DELAY] [PANNING_DELAY]     のうちから決定します。   *リバーブ・PRE−LPF +- CHECK SUM | [ F0 41 10 42 12 40 01 32 ** ?? F7 ]     LPF(ロー・パス・フィルター)の名前の通り、高音部をカットして     低音部を素通しにするパラメータです。     感覚的には、[NRPN]で説明した、Cut_of_Freq. と同じ様な効果をリバーブに     与えるパラメータです。 (ちなみにVSC−55では、受信しません)   *リバーブ・レベル +- CHECK SUM | [ F0 41 10 42 12 40 01 33 ** ?? F7 ] ** = 00 〜 7F     この音場での音の響かし方のレベルを設定します。   *リバーブ・タイム +- CHECK SUM | [ F0 41 10 42 12 40 01 34 ** ?? F7 ] ** = 00 〜 7F     残響音の時間を調整するパラメータです。     長くするとサスティーン・ペダルのような効果が得られます。   *リバーブ・ディレイ・フィードバック [ F0 41 10 42 12 40 01 35 ** ?? F7 ] | ** = 00 〜 7F +- CHECK SUM     反響してきた音が帰ってくるまでの時間を調整します。     これで、音場の広さを表現します。   *リバーブ・センド・レベル・トウ・コーラス [ F0 41 10 42 12 40 01 36 ** ?? F7 ] | ** = 00 〜 7F +- CHECK SUM     帰ってきた反射音の音の太さを調整します。     太いと、狭くてわんわん響く効果を、     細いと、遠くに消えていくような効果を出すことができます。     (ちなみに、SC−88にはこの機能はありません。後述する     コーラス・センド・レベル・リバーブと併用して使うときは注意が必要です) 以上でリバーブはおしまいです。 ですがこの響かし方だけでは、まだまだ不十分です。 例えば、響かし方はうまいのに、音楽を聴いていたら 音の高いところと低いところの中間部分がスカスカなんてことが このままではおこってしまいます。 このリバーブを最大限利用する為にもリバーブを生かす「コーラス」の設定が   大事です。次回は、このコーラス・マクロの設定をしてみようと思います。   BY  プリQ