第2回 「ギターでの打込み」

(サンプルはGS対応データです)
 ギターの打込みに関しての質問がありましたので、
 第2回はギターの基本的なパターンについてやって見たいと思います。

 まずは上の楽譜をご覧ください(手書きで汚いのはご容赦!)
 これをピアノ風のベタ打ちをして見ます。(例1)
 例1:
 ギター風にh.(ハンマリング・オン)を譜面の通りに入れて見ます。
 例1と聞き比べて下さい。(例2)
 例2:

・「ハンマリング・オン、プリング・オフ」
 「ハンマリング・オン」とは、ギターの演奏テクニックのひとつで、
 ある音を左手で押さえながら右手で弦を弾いて最初の音をだし、
 次の音(前の音より高い音)を弾く時に右手を使わず左指を叩き付けるように
 して音を出すテクニックのひとつです。
 逆に低い音を出す時に使われるのが「プリング・オフ」です。
 譜面での表記は、
       h.−>ハンマリング・オン
       p.−>プリング・オフ
 とかかれる事が多いです。
 これらはギター独特の演奏方法で、聞こえ方はスラーのように奇麗に
 繋がって聞こえます。(例2参照)

 これらは打込む時にはピッチベンドをつかってやります。
 例えば例2の場合だと、ミの音とファの音の間にハンマリングが入るので
 ファの音をひとつ前のミのタイとして(前の音のGTを伸ばす)
 ミの音で打込んでピッチベンドをつかってファの音を表現してやります。
 サンプルの場合、デフォルトの範囲が前後鍵盤2つ分なので、
 ミのひとつ上のファですから、+4096ほどピッチを上げてやっています。
 このピッチの範囲は、上下2オクターブまで自在に変える事ができます。
 (+24〜−24)詳しくは、前の講座の第5回RPN/NRPN入門の
 後ろの方の「ピッチベンド・センス」を参照して下さい。   

 さて、このピッチベンドはギター独特の演奏には欠かせません。
 例えば音を持ち上げてやるチョーキング(例4) 
 例3:チョーキングなし  例4:チョーキング有り
 などは代表的な例です。

 あと、アームをつかったビブラートなどをピッチをつかって行うとか、(例5)
 例5:
 クリッサンドと呼ばれる弦を押さえながら上下に移動する演奏法(例6)
 例6:
 などもピッチベンドを利用して打込む事ができます。

 あとおまけですがギターでよく使われるワウ演奏も、カットオフ・レゾナンスを
 組み合わせて打込む事もできます(例7)
 例7:
 この「カットオフ・レゾナンス」のテクニックは、前の講座、第8回NRPNその1で
 詳しく解説しています。

 最後に、ギターソロを打込んだものを例8として、つけておきます。
 参考にして下さい。
 T-SQUARE[PAPILLON]最後の部分の打込み部分より (-MISS YOU IN N.Y.-)
 例8:

 あんまり今回は講座らしくありませんでしたが、
 実例サンプルを解析して各自で分析して下さい。
 質問などがありましたらメールや掲示板にてお願いします。

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