私の作品で、このように物語性を持たせたものは珍しいと思います。
もう、題名そのままですよね。

この頃のねらいって言うかテーマみたいなものは、展覧会に出品するには普通の絵描きさんなら敬遠するであろう、
(ごく一般の若者達にありがちな風景描写をセンスよく、しかし、何かを感じさせる)
ものでした。

自然の風景とか、心象風景とか、静物描写とか、ただの女性とか、どうもその手が苦手で(はっきり言うと描けないんです。)
私の作品に登場する女性達は、どこにでもいそうな、美人でもなく、特別かわいいわけでもなく・・。
そんな娘達ですよね、でも普通の人達が持ち合わせていない何かを持っています。

その、「何か」を感じてもらいたいがために私は毎日を自分なりに精一杯生きています。
私自身が、彼女達自身なのだから。




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