制作中気がつくと、自分と画面以外のものたちがまっ白になっている。
おそらく今、「聖域の中」にいるのだろう。
誰にも侵されることの無い自分だけの世界だ。
その時、すべてのエネルギーを眩いばかりの光に変えることが出来る。
そしてそれは、私の筆先から、
ゆっくりと、ゆっくりと、画面の中に浸透してゆく。