'98 11/23 神奈川県鹿留キャンプ場管理釣り場レポート



Q太隊員(右)とゲスト隊員の臼井さん(左)


ひさびさの素人爆釣隊のレポートだ。今回は神奈川県鹿留キャンプ場管理釣り場のレポートである。
今回はQ太隊員と、その仲間での釣行だ。それではレポートをしていこう。

またもや秋は爆釣のシーズンだ。晩秋の渓流はとても気持ちいい。今日は渓流のイワナや鱒などを狙っての釣行だ。連休の最終日とあって、我々は今回は早朝から現地に向かった。
まずは朝4時半、「素人爆釣隊」の隊員:齋藤晴夫は今回のゲスト隊員の一人、
金井ちゃん(AVACO STUDIO レコーディングエンジニア)をピックアップ。既に、我々は腕が唸っている。渓流のイワナとキャンプでの鍋への思いを高ぶらせ、中野をいざ出発だ。

次に二人は、ゲスト隊員の、小田さん(TAMCO STUDIO MAエンジニア)をピックアップ。ここで我々は小田さんがアルファロメオを購入していることを知らされた!!!。い、いつの間に……、ちょっとショックをうけつつも狛江を出発、もう一台のくるま組と合流するため、東名中井パーキングエリアに向かう。

ここでこちらの近況を携帯電話でもう一台に連絡すると、以外にもすぐ近くを走っていることが判明(何という偶然…)、そうこうしているうちに左車線にくるまを発見!。ここで我々は海老名パーキングエリアで顔合わせをすることに。

ここでひさびさに、ゲスト隊員の、黒さん(タックシステムズ 営業)と臼井(VICTOR STUDIO レコーディングエンジニア)と再会。臼井は実は徹夜明けだ(いや、我々の集合が業界人にしては異常に早い!)ということを知らされた!!!。しかし流石だ。どんなに眠くてもイワナを目指して、飽くなき探求をする臼井のその根性。Q太さんは心の中で恐れ入った…。

そうこうしているうちに、我々は鹿留に到着。今回はまずは釣り道具の配給、そして道具の使い方の説明。今回はルアーがメインになるのであるが、普段から釣りをするメンバーではないので、ちょっとした基本的な使い方を講習。駐車場でちょっと練習してみると、以外にもみんな簡単に使いこなせるのでまずは順調。みんな、好みのルアーをセレクトして、いざ川へ向かう!!

しかし…、こんな寒いのに川は異常に混んでいる。これは熾烈な戦いになるかも知れない!。我々は更なる釣り場を見つけるために上流へ向かった。上流へいくと最初の場所より人は少なく、むしろいい条件の場所にたどり着いた。さあ、ここで我々は5者5様の釣りのスタートだ !!!。



午前中はウォーミングアップも兼ねてというかんじでやろうということで、慣れない人にはちょっとサジェスチョンをしながらの釣りとなった。最初は慣れなかったみんなも、徐々に道具を使いこなしていろいろ探りを入れはじめる
ゲスト隊員の金井ちゃん
そうこういううちに、小一時間ほど経ったころだろうか、金井ちゃんのロッドにあたりが来た!!。金井ちゃんが手にしたのは、いいカタのニジマスである。まだ慣れないので川から上げるのも一苦労であるが、幸先のいい一匹である。



ゲスト隊員の小田さん
そんな横で、今度は小田さんのロッドにあたりが来る!!!「きた!」という小田さんの声に駆けつけると、その手にはイワナがおさまっていた。これもなかなかいいカタである。みんないい感じで初の獲物をゲットしていくのだ。順調順調!!。


ここまで、なかなか釣れなかった臼井にも、とうとう喜びの感触を味わう瞬間が来た!!
『ガツン』というアタリに引き上げてみると、そこにはニジマスが食い付いていた。

この段階で素人組3人はすべて魚をゲットしていた。しかし、釣り歴のあるQ太さんと黒さんは以外にも魚をゲットできずにいた……。

が、その直後、とうとう黒さんにも…。


ゲスト隊員の臼井



ゲスト隊員の黒さん
黒さんは今回メンバーの中で唯一、フライでのチャレンジ。元々黒さんはフライフィッシャーなのでイワナなどを狙って、年中山を歩き回っているのである。

そんな黒さんに、あたりが来た。水面から上がってきたのはイワナである。流石黒さん、鮮やかな手さばき 。すぐさままた釣りに復帰。

そして…といえば……。



どうにも釣れない……

魚は追ってくるのだが、近くまで追ってきてあと少しというところでターンして逃げていってしまう。実は原因はわかっていた。黒さん以外のみんなが使っている道具は私の道具だ。みんなの道具は、川でルアーをやるためのライン(糸)なのであるが、最近ずっと海釣りをやっていたQ太隊員は、ラインが磯で使う蛍光ラインであるため、糸があるということがバレバレなのであった。
どうにも釣れないQ太隊員
普段釣りをやっている者のおごりで、『蛍光ラインで釣ってやる!!』と頑張っていたのだが、流石にまいってきた。これじゃ釣れへん

そうこうしているうちに、お昼を迎え、おなかが空いてきたのでお楽しみタイムの『ちゃんこ鍋』を作ることになった。

これは、黒さんが家で仕込んできたものだったのだが、その材料の量がものすごい!!。段ボール箱の中にいっぱいの白菜を刻んできて『さあぶち込むぞ!』の勢いで作っている…。今にも鍋があふれてしまいそうであった。く、黒さん、そんなに入れたらあふれちゃう ……。

で、出来上がったのが下の写真。



なんか、キャンプっていうと、もうちょっとしゃれたテーブルがあって、バーナーもかっこいいものが用意してあって、川岸でかっこよくやりそうじゃないですか。

そこは、男5人、一部徹夜明け。こんなかんじでマットをひいて、地べたに座ってあぐらで鍋ですよ。これがいい!?。鍋の中もものすごい。これってちゃんこ鍋?ってーかんじで、ごちゃごちゃの鍋の中。(まあ、それがちゃんこか…)でもこれが旨いのでたまらず、かなり量があったのだけれど、全てたいらげました。ごちそうさま、黒さん

おっとここで忘れてはいけない。使った材料の袋やビールの缶などのゴミのかたずけだ。キャンプ場は我々に浪漫を与えてくれる、だからこそ我々はキャンプ場を大事にしなければならない。みんなもゴミは必ず持ち帰ろう!




そんなこんなで、昼も終り、酒も空いて再び夕方まで釣りを始める。午前中釣れなかったQ太隊員は、釣れない原因のラインを駐車場にある釣具屋で買い直して巻き直し、再びチャレンジ!すると…

やっと釣れました、イワナです。涙のご対面。初めてのイワナだった。感激ですね。その後も、いいあたりとともにイワナやニジマスが釣れました。

渓流での幸せを味わい、夕方5時に納竿。みんなでクーラーにいっぱいのイワナやニジマスとなりました。




……おっとここで忘れてはいけない。使った仕掛けのラインなどのゴミのかたずけだ。釣場は我々に浪漫を与えてくれる、だからこそ我々は釣場を大事にしなければならない。釣りの最後の締めくくりとしても、みんなもゴミは必ず持ち帰ろう!




今回はホントの素人爆釣隊としては、かなりの成績だったと思う。それどころか、初心者の皆さんが率先して釣果を生みだすという結果に終った。

次回は更に「爆釣」をめざすどころか、空を翔ばされるらしい(!?)。今まで見たこともない世界を堪能するために・・・我々の爆釣への飽くなき戦いは続く。(???)



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