京王プラザホテル新宿
             
新宿区西新宿2−2−1 ●03-3344-0111

98年1月

 この日、大雪の中、高校サッカーの決勝が決行された。TV観戦していて翌日の交通機関が気になった。朝から都内で仕事があるのだ。宿泊割引券があるのを思い出し、試合終了後予約を入れた。割引券を入手した経緯はこうである。このホテルはクリスマス前に、客室の灯りでホテルの壁にクリスマスツリーを描いている。ホテルの指示に従ってライトを点滅させる参加者を募集する広告をみつけたので、応募してみた。当選しなかったけれど、一人6500円のツイン利用券を送ってきたのだった。               
■列車ダイヤが乱れだした20:00過ぎにチェックイン。フロントでの手続中、他にチェックインする客はいなかった。割引葉書の威力なのだろう、当日予約にもかかわらず保証金は求められなかった。  
■職場の集まりでレストランを利用したことはあったけれど、宿泊ははじめてである。ただ、金額からしてあまり期待はしていなかった。客室、バスルームの広さはそれなりにあるが、調度品のレベルは、東急インクラスであった。雪のために「帰宅の足を奪われた人」が映し出される画面をみ、雪の降り積もる新宿の街を眺めながら、ビールを飲んだ。                    
■翌朝、キャッシャーの前には長い列が出来ていた。ベルボーイが「こちらの列の方が短い」と客を誘導していたが、それなら一列に並べて空いたカウンターに案内する方が合理的である。     
 「保証金2万円…」というフレーズがあちこちから聞こえてくる
 衣類の入りそうなバッグももっていないことから、昨夜の飛び込み客でラックレートで泊まったらしいことがわかる。少しトクした気分。キャッシャーは、明細を説明し、確認させてから支払いのカードを受け取った。

■でも列車ダイヤは平常どおりで、自宅から出勤しても支障はなかったようだった。



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