ロマンティック街道の旅
Dinkelsbuehl (ディンケルスビュール)
2009年8月24日(月)−26日(水)       

 

8月24日(月) ネルトリンゲンからディンケルスビュールへ
 カメラマンのA氏が運転を担当しているので、途中の景色はわたしが撮影するしかないのだが、撮るよりも眺める方が好きだ。それでも、この城は意欲をそそった。       

 沿道は丘陵地帯。何かを刈り入れたあとが広がる。



 ついにディンケルスビュールにたどり着いた。○十年前に訪れたことのあるB氏は「ドキドキするなぁ」と感慨深げだった。門をくぐり抜けるシーンをムービーで撮ったが、ファイルが大きすぎて、サイトにアップすることはできないだろう。    



 おとぎ話の絵本に出てくる世界が眼前に展開される。ネルトリンゲンよりも街中の色彩が豊かだ。
 ホテルに荷物を置き、街を歩く。


 街の中心・聖ゲオルグ大聖堂。人口1万人の街にしては大きな教会だと思う。


 教会内部。19:00の閉館間際に入ったが、フラッシュを使わなくても撮影できた。祭壇の対面にパイプオルガン。天井の模様はライプチヒ・トマス教会のそれと同じに見えるが、建てられた時期が同じなのかな。
 祭壇とオルガンの間に壁があるのだが、壁際に高僧の遺体が安置されていた。もちろんむき出しではないが。同じく側壁にはステンドグラスがはめ込まれているが、それには当時の街の人々の暮らしが描かれているらしい。
 この街についての日本語パンフレットが置いてあった。所定の金額を小銭をかき集めて支払い、小銭入れが軽くなった。


 教会前広場にある像。子どもが高僧に頼み事をしている、この街を救ってと頼んでいるシーンらしい。


 広場の石畳の中には、文字が刻まれた石がいくつもあった。


 教会前の建物はレストランを備えたホテル。


 あるホテルの壁のレリーフ。
 「1546年4月3−4日、皇帝カール5世、宿泊」と読める。



 シュネーバル Schneeball というお菓子。1個くらい一人で平らげられると思ったが、甘い、あまい。




8月24日(月)夕食
 レストランの入り口には、黒板にチョークでその日のメニューが記されている。それをB氏が解説してくれる。その時に「どうぞ、いらっしゃい」と声をかけて来た店はない。5〜6軒廻って、やっと一軒に入る。 Goldess Lamm と同じく、ホテルに併設しているレストランだ。
 テラスは喫煙席。紫煙にさらされたくないので室内に入るが、冷房が入ってないので蒸し暑い。




Hotel Goldess Lamm
 <写真左>正面玄関。玄関に「金の羊」が座している。
 <写真右>表通りからの全景。緑と赤の壁面の二棟がゴールデン・ラム。



8月25日(火)夕食
 泊まっているGoldenes Lamm での夕食
 この日は、ローテンブルグを訪ねた。前夜同様、食べたい料理を探して歩き回ったが、これはという献立に出会わなかった。せっかくだからと、泊まっているホテルで食べた。これが当たり!!


 わたしが注文したのが、これ。牛肉をコンソメスープで煮込んだもの。スープは薄味、肉は軟らかく、大いに満足した。この旅行で一番美味しかった。



8月26日(水)の朝市




 おにぎり、カップメンと日本人にアピールするスーパー。


 クレクリンゲンに寄って、ハイデルベルクに向かう。(09.10.24記)

 ホテル ゴールデン・ラムについては、こちら