2005年夏、BU04に乗る
2005.08.29
ここ数年、東京都を中心とするディーゼル車の排ガス規制のおかげで、新しい車両が次々に導入されています。一方、地方も都市部から流出した、比較的新しい中古車が導入されるようになり、モノコック時代のバスはかなり減少しています。沖縄730車のBU04が廃車になったのはごく最近の話。 日本では、岩手県交通にわずか数台というBU04には、いつか乗りに行こうと思っていながら延び延びになっていたのですが、今年の9月にすべて廃車になるらしいという情報を聞き、いても経ってもいられなくて、一関まで行ってきました。
岩手県交通の車両には、私の地元国際興業の中古車が多く導入されているのもポイントです。最後にもう一度あの懐かしい車内を体験したいと思い、あまり情報もないまま、とりあえず比較的古い車両が多く残っているという、一関に行きました。 |
運転手さんに聞いてみたところ、上記のBU04は、今年9月の車検を通さない見込みだそうです。個人的には、動体保存や展示保存等の期待をわずかにしていましたが、世に残るボンネットバス等とは異なり、やはり現役で走ってきている車両らしく、車体のさびや穴を補修した跡、その他部品等の劣化を見る限り、維持していくのは難しそうだと感じました。最後の一日まで、がんばって走り続けて欲しいものです。