ソウル市内には、青と緑2色のバスが、ガンガン走り回っています。私が見た限りではHYUNDAIとDAEWOO製の2種類が大部分を占めます。左はDAEWOO製2ステップ車。端整な顔立ちにちょっと古めの引き戸が装備されています。右はHYUNDAIの2ステップ車。丸目+安全窓で三菱車を想像させてくれますが、引き扉のデザインが日野っぽい?全体的な作りを見ると、世界的に普及しているヨーロッパ系デザインとは異なり、日本車に近い設計のように見えます。(私の勝手な考えですが、バスのボディ設計はヨーロッパ系が主流で、その他アメリカ型と、そこから発展した日本型に分かれるのではないかと思ってます。このタイプの引き扉は、今のところ日本と韓国以外、見たことがありません。)
左はDAEWOO製の新型ノンステップです。全体に比べるとまだまだ少ないようですが、今後着実に増やしていくことでしょう。右はバス停です。かなりしっかりとした作りで、車両と同じように青、緑、赤があります。市内線や郊外路線などで分けられているようです。
左は古めの車両。上方に付いた丸っこいランプは愛嬌がありますね。右は比較的新しい車両で、テールランプの位置は下の方に移動しています。これも日本と同じように灯火規制(安全性向上・世界規格との同調)が変わったからでしょう。
結構最近のことかと思っていたのですが、1999年にソウルで撮った写真を見ると、既にランプが下の方にあります。当時日本でも下方にランプが増設されていましたが、あくまでも補助的な役割で、メインは上方のランプでした。下方がメインになるのは、ここ数年(にモデルチェンジした車両)のことではないでしょうか。そういうことから考えると、韓国の方が早かったのかもしれません。
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