ジャグラー!ジャグラー!
2003/02/12
2006/04/23更新



今さらながら、ジャグラーは面白い。ここ1年くらいこの機種を打ちつづけている。同じジャグラーの名前でも現在4機種あり、基本的な大当たり確率は同じものの少しずつ性格が異なる。ここではそれぞれの機種の楽しみ方を紹介しよう。

■ジャグラー

言わずと知れた初代機赤パネル。まだまだ現役稼動しているところは多いが、そろそろ筐体がくたびれてきている頃と思われる。この台は100%後告知で、ボーナス成立ゲームで揃えない限り、第3ストップボタンを離した直後に赤いGOGOランプが点灯する。この赤いGOGOランプがまた魅力的で、昔よく袋に当たりくじ付きの駄菓子で、表から当たりハズレがわからないように黒っぽい色で隠してあった、あのうさんくさい色使いに似ている。光ったときの美しさはジャグラーの中でもピカイチ!

肝心のゲーム性は、比較的単調。というのも後告知だけなのでハマリ始めると光る気がしなくなってきてしまうのがNG。他に比べて波も荒めな感じがするのは気のせいかな?打ち方は、左リールに7をアバウトに狙って中右はフリー。たまに一直線リーチ目を狙ったりして、後は光るのを待つだけ。

■ジャグラーV

緑パネルの2代目。リール絵柄が若干異なるが、内容はほぼ初代機と同じ。ただしボーナスの25%は先告知となる。先告知はレバーを叩いた直後ではなく、リールが回り始めてSTOPランプがつく瞬間と絶妙なタイミングなので、すでにリールを止めてしまっていることも多い。GOGOランプは黄色なので店内の照明が明るいと目立たないし、光ってもあまり美しくない。

それでもゲーム性は4機種中ピカイチだと思う。ハマってきても意表をついて先光りしてくれたりと、退屈させてくれない。初代ジャグラーの検定切れ直後に出てきただけあって、台の状態もよく、不快な思いもしなくて済む。でも限定発売だったので導入されている店はごくわずか。打ち方は初代機と同じ。ただし先光りがあるので、よく注意をしてGOGOランプを見ておかないと、左リールどころか、中、右まで押してしまっていたりする。

■GOGOジャグラー

新筐体のジャグラー。基本的には初代機のコピーだが、筐体が変更になったのでなんとなくイメージが違う。まずバックライト内蔵のワイドリールとなったため、古き良き胡散臭いイメージがなくなってしまった。またストップボタンの感触(底打ち感)が鈍い感じで、これもゲーム性の違いを感じる原因だと思う。

初代と同じゲーム性になるかとおもいきや、どうも小役の確率等が若干変更になったようで、旧筐体の時よりもBIG終了後の小役の落ち方が良いように思える。GOGOランプは初代と同じ赤だが、GOGO部分が透過となっているため、光ったときに直接豆電球の光が目に入り、あまり美しくない。ゲーム性は初代と同じはずなのだが、先に挙げた操作性の違いで不満を感じる。HYPERが出た今、筐体が似ているこの2機種で、HYPERジャグラーと思って座ったらGOGOジャグラーでガッカリ・・なんて経験、皆さんもあるはず?

■HYPERジャグラーV

GOGOジャグラーと見間違えるほどそっくりな筐体。でも内容は全く違う。先(予告)フラッシュや後フラッシュ、GOGOランプの遅れ点灯、また無音と、今時のスロットの告知機能を備えているのだ。とはいっても昨今過剰になりすぎた演出ではなく、単純なところが良い。個人的にはジャグラーVに次いでお気に入り。

10枚役、15枚役は予告されることが多いので、基本的にはチェリー付近の7をアバウト狙い。何らかの予告が来たときだけBAR枠内狙い。ハズレの時はBARが枠内で止まらないことが多いので、止まっただけで激アツ!特に先フラッシュ+スーパースタート音の場合、左リールBAR下段(ベルなし)で一確!上、中段のときは右リールにBAR7付近を狙い、BARが対角に止まったらBIG2確。逆に右リール適当押しでもベル非テンパイで2確、ベルがテンパイしてしまってもまだチャンスありと、いろいろ楽しめるのでオススメ。

■ジャグラーガール

GOGOやHYPERよりもさらにワイドなリール、今までとは違う小さめのLED式ランプと、ジャグラーの雰囲気からかけ離れてきたので当初は敬遠気味だったのが、レバーON時の先光りと第3停止光り時のベコッという音にハマってしまいました。機械の操作性とかを考えると、一番優れている機械かも。

■GOGOジャグラーV

ジャグラーガールから一歩後退した豆電球タイプ。リールも細めで好感が持てる。豆電球大好きなんだけど近場に無いこともあって、あまり打ったことがありません。歴代の中で一番美しいGOGOランプかも。

■ジャグラーTM/TM2

4号機最後のジャグラー。ガールから先光りと告知音を取ってしまったような機種で、代わりに無音(BIG確定)があります。あまり魅力の無い機種ですが、他に打てるジャグがなくなってきたので、これしか打てません。



■ジャグラーの謎。

(1) 中リール非停止1リール確定!
旧筐体のジャグラー、ジャグラーVにしか通用しないのだが、速攻打ち(レバーを叩いてSTOPボタンが点灯したらすばやく左、中、右と連続で押すジャグラーならではの打ち方)をやっていると、中リールを押したときに内部の処理が間に合わないのか、止まらないことがある。これがびっくり、ボーナス確定の一確出目(?)なのだ。経験上、左リールに7が上段または下段にある状態のときに起こる。こうなったらひとまず落ち着いて、周りの人の注目を集めておいてからボーナスを狙いましょう。おじちゃん、おばちゃんたちがびっくりすること間違いなし。ただしたまにRegのときがあるから要注意。コインを箱に移したりしないようにしましょう。なぜか新筐体では通用せず、旧筐体ならではのゲーム性と言えます。

(2) 小役の落ち方が違う?
旧筐体と新筐体ではどうも小役の確率が変更になっているらしく、通常ゲームのプレイ数が違う気がする。新筐体では大当たり直後に小役が当たりやすく、回るときは本当に良く回る。その点、旧筐体は比較的小役の落ち方が一定しているような気がする。当たり方は同じようでも、スランプグラフが変わってくるかも。