沖縄ばんざい!

1988/07/17開設
2019/02/16追加


1992年のこと。私は同じ学校の数人と沖縄に遊びに行ったことがある。 (貧乏旅行だったので、往復は船、テントでの寝泊まりだったのだが。) もちろん、沖縄名物のスロット店に遊びに行った。

最初、”モナコ”という店に入ったのだが、まず違うのが店の看板で、 ”スロット・パチンコ”なのである。 店内に入っても8〜9割がたスロットのシマで、パチンコは片隅にひっそりとおいてあるだけ。 スロットの機械も、明らかに”パチスロ”とは違って、上部パネルがデカイ(上に長い)! レバーが右についていてデカイ!コインもデカイ!の3拍子で、まさに”スロットマシン”なのである。

現在は’保通協’というところを通ると、無審査で各都道府県の審査に合格するので、どこに行っても同じ台が あるのだが(現在でも都道府県の審査に合格しない例としては、三重県のパチスロ全機種などがある)、 昔は保通協がなかったために、各都道府県の警察(?)で審査をしていた。それが統一されたときに 沖縄だけ例外とされたので、沖縄だけの特殊な台が存在するのだ。

台の間隔も広くて、出たコインは台の横に置くようになっている。 コインも1000円単位で店の端にある機械でかえるのだが、たいていの人はカウンターで3000円分くらいの セットを買っているのだ。なんかの抽選券をくれるらしい。

ここでは勝ち負けを抜きにして、今考えると”FHOENIX”だろうと思われる人気の台で2〜3000円も打ったところで バックライトが派手にチカチカ光って消灯。7が揃ってビッグボーナススタート。その後も何回か揃ったけど、 他の店も見たいので終了。デカコインのせいで、枚数が少なくてもあまり恥ずかしくない。

店を出ると、小さな小屋のようなところでスロットが置いてある店を発見。なんと5リールある台とかがある! これは本場のスロットマシンではないのか?客もそれなりについていて、明らかに換金していると思われるのだが、 そのときは恐くて入れなかったので謎である。

あちこち回って、パチンコもやってみようと、本土では見たことの無い、”麻雀物語2”(13個戻しで出玉が少ない)へ。 1000円ほどで難なく当たるが、なぜか店員が2箱持ってきた。もしやとおもったら、当然のごとく連チャン! 当然、3連チャンは無し。裏かどうか確認したかったんだけど、誰一人客がついていないので、これも謎である。

沖縄スロット店の写真もいくつかとったのだが、現在、行方不明。


沖縄があのころのままならもう一度、行ってみたいんだけど、ご存知のように現在は、本土のパチスロと筐体が 同じになってしまったので、違いといえばコインとフラグ告知だけ。しかも最近はこちらでも打てる店がたくさんあるので 沖縄パチスロの魅力がなくなってしまった。

残るはあののんびりとした鉄火場?の雰囲気だけか。 古い台が置いてある店がいまでもあることを願うが・・・。


--------- 2019/02/16追加 ---------

なんとなんと、当時の写真が出てきてしまいました!”FHOENIX”だと思っていたのは”APEX701”だったんですね(本土はAPEX301)。今でもずらっと沖スロが並んだこの写真を見ると壮観です。


店舗外観〜道路の線もなく、何となく日本じゃない雰囲気ありますね。


店内のほとんどがスロ、しかもすべて同じ機種という今では考えられない構成・・贅沢です。

別角度から。アップライトの筐体は堂々としていますね。

これは違う店だと思います。トロピカーナ7ですねぇ・。・