■第56回 2009.06.26 数取り器
数えるということは、結構日常的に発生するのですが、大抵は頭の中で済ませてしまいますよね。でも人間の脳は弱いもので、数えている最中に気を取られると、あっさりと数え間違いをしてしまいます。そこで登場するのがこの商品。
数取器(内田洋行)
野鳥の会の人たちが使っている、例のやつです。カチカチというメカニカルな動作、金属ボディのずっしりとした筐体が、ハンディタイプで手のひらにすっぽりと収まる手ごろなサイズと共に、モノとしての価値を高めている感じです。交通量調査用の複数連式のものは迫力ありますね。
デジタル化が進むこの世の中ですが、何故か今でも複数社で製造され、現役で手に入る商品です。電池が不要、誤操作が少ないという理由で利用され続けているのでしょう。
何かを数えたい時にはとても便利な一品。その”何か”は、普段は見えないくせに突然やってきます。机の引出しに一つ入れておくことをお勧めします。
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