■第67回　2010.08.05　定点観測

全く同じ場所の、時代による移り変わりを見るのって、結構面白いですよね。
ただ、そういう写真は自分でもなかなか撮れない（撮らない）ものです。
今回は、たまたま撮ったものが見つかりましたので、今現在と合わせて紹介します。

埼玉県某市　その1


70年代後半か、80年代初期のものと思われます。奥に見える高い山は富士山です。


90年代初期です。少し角度が違いますが、畑と道路の位置で大体の感じがつかめると思います。
この頃までは、いくつかの一軒家が残っているようですね。まだまだ遠くの景色が見える頃です。
埼京線が走るようになりました。


2009年現在。畑は全部なくなり、ビルが乱立するようになりました。ここからだと富士山が見えないですね。
まだまだ建設は進むでしょう。川は整備され、立派になりました。


2010年。ほとんど変化はありません。


2016年の姿。ロッテ工場も増設したのか看板も一新。ますますビルが増えつつあります。


埼玉県某市　その2


国道17号線を上から撮ったものです。80年代と思いますが、もしかすると90年代に入っている頃かもしれません。
右の方ではビル建設が始まっているようですが、その脇には家庭菜園っぽいのがありますね。


90年代になりました。真上の喫茶店はなくなり、横にビルが建ちました。道路には変化が無いようです。


2009年。元喫茶店の建物はそのままありますが、別の喫茶店が入居したようです。
ビルの色がこんなに変わっているとは気づきませんでした。道路がだいぶ整備されています。


2010年。新しいカフェになりました。


2016年。カフェは何度も入れ替わっていますね。自転車専用レーンができたので、車線も変更になっています。


懐かしさはあるものの、昔のほうが良かったとか、そういう感じはありませんね。
むしろ現在の方が整備が進んで好みではあります。
個人的にはとても面白く感じているのですが、見知らぬ土地だと興味ないでしょうか？