■第76回 2011.05.01 ボールペンの世代交代
高級なペンは完成度が高い代わりにモデルチェンジすることも少ないですが、安価なモデルでは常に切磋琢磨され、進化しています。気がつかないうち消せるボールペンなど、なんだこりゃ?!なんてモデルも出てきているんですねぇ。
左: 以前に紹介したKIRITAの油性ボールペン(比較参考用)
中: パイロット Acroball (油性)
右: 三菱ユニ Signo (水性)
新世代のボールペンは、とにかくなめらか、インクが濃い、書きやすいのが特徴です。少し前までは水性ボールペン、水性ゲルボールペンが新製品としての流行りだったのですが、最近は油性ボールペンまで改良されてきています。
左: 以前に紹介したKIRITAの油性ボールペン(比較参考用)
中: パイロット Acroball (油性)
右: 三菱ユニ Signo (水性)
左の一般的なボールペンに比べて、Acroballはインクの出が濃いですね。油性ボールペンは文字の書き始めが出ないのが欠点でしたが、これが見事に改善されています。さらに書き味が本当に滑らかで、初めて使った時は油性と気づかなかったくらいです。
右は水性ペンですが、やっぱり安定した文字の濃さですね。水性と言っても最近は、乾燥した後は水に不溶性となり、濡れても滲みません。やっぱりこれも書き味が滑らかです。
こうなってくると、舶来ものなど高級品の出る幕がありませんね。OEMでリフィル(換え芯)だけでも最新のものが搭載できるようになれば良いですが・・
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