■第101回 2013.06.02 花王チェック変革
交換用歯ブラシとしてのお気に入りは、以前にも紹介したGUMの#191または#200なのですが、その前に使っていた花王のチェックが発掘されましたので、現行モデルと比較してみます。
パッケージ表側: 順番に チェック初期版 チェック改良版 チェック現行版 クリアクリーン現行版
初期版と改良版は構造がほぼ一緒です。柄の部分にゴムの滑り止めが付いて使いやすくなった程度でしょうか。現行版のチェックは「先端段差毛」タイプと「先細スリムヘッド」の2種類ありますが、構造的に旧来に近い段差毛タイプの方を紹介します。また、同じ花王のクリアクリーンが似た構造なので買ってきました。ぱっと見では、現行版は機能の宣伝よりもおしゃれさを前面に出してきている感じです。「チェック」の文字も英語のみとなっています。
パッケージ裏側: 順番に チェック初期版 チェック改良版 チェック現行版 クリアクリーン現行版
現行版はパッケージ自体が丸っこく処理されていますね。実は2種類を区別しやすいように、もう一種類の方は中央を絞ったデザインとなっています。昔のモデルは開封口しやすい設計だったのですが、ちょっとした衝撃で開いてしまうという欠点があったのでしょうか、その後は皆、下側から開ける構造に変更になっています。
左:チェック初期版 右:チェック改良版
色が付いた程度で一緒ですね。
左:チェック改良版 右:チェック現行版
段差があるのは変わらないのですが、6列の植毛が細めの8列になっています。コンパクトなヘッドが売りだったのですが、若干大きくなってしまいました。
左:チェック改良版 右:クリアクリーン現行版
こちらも段差があります。植毛が立体的になっていて、実質的に7列なのでチェック現行版よりもコンパクトな感じです。実際はほとんど一緒なんですけどね。
古いタイプのチェックは、構造が好きで親知らずを磨くのに重宝していたのですが、現行モデルでは磨け方が違う感じがします。たぶんモデルチェンジをきっかけに購入するのを止めてしまったのだと思います。歯医者さんで売っている歯ブラシは、あまり改良もされずに売られ続けてるのですから、あまり小手先の改良をしなくても良いと思うんですけどねぇ〜以前の構造をぜひ復活させて欲しいものです。
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