ほっともっとフィールド神戸

【所在地】神戸市須磨区緑台
【両翼】99m
【中堅】122m
【収容人員】35,000人
【アクセス】神戸市営地下鉄・総合運動公園駅下車
【リンク】

 88年「グリーンスタジアム神戸」として開場。オリックス球団が愛称をブレーブスからブルーウェーブに変更すると共に西宮から移転したのは91年から。開場時はまだ狭い球場が主流の中、両翼99.1m、中堅122mの「公式規格」を満たした日本で数少ない球場として知られており、当時からプロ球団誘致の話はあった。
 市民球場であるという建前だが、プロを意識して造られているのは明らかで、度々プロの試合も行われており、91から本格的にプロ球団が本拠地として使用するようになったわけだが、しばらくは人気は盛り上がらなかった。しかし94年のイチロー選手の出現が盛況につながり、この球場もプロ野球の一時代を築いた。
 2000年には内野を天然芝にし、「ボールパーク」志向を前面に打ち出す。2003年3月にネーミングライツ(命名権)を民間に譲渡し、「ヤフーBBスタジアム」を名乗る。さらに05年に航空会社「スカイマーク エアラインズ株式会社」がネーミングライツを取得。「スカイマークスタジアム」となり、2011年からは「ほっともっと」を展開する外食産業のプレナス社に移り、現在の名称となる。
 2004年にオリックスが近鉄を吸収する形で誕生した「オリックス・バファローズ」の準本拠地的なポジションに現在は落ち着いている。

CONTENTSに戻る