写真展『川崎球場』

2000年明けて、とうとう取り壊しが決定した川崎球場の姿をなるべく詳細に記録しました。野球ファン共有の財産(?)として残しておきたく展示したいと思います。


ライトスタンド外郭。川崎球場は、レフトスタンドが普通であるのに対し、ライトスタンドは低く、狭くなっている、左右非対称型の球場である。
当初はちゃんと左右対称の形になる予定だったという。しかし急遽ライト後方に国道が通ることになり、そのためにライトスタンドの半分はスパッと包丁で切ったようになってしまった。ここからだとそんな経緯がよくわかる。

川崎球場の照明塔は、基本的に球場の外に立っているが、ライトだけはすぐ後ろが道路であるため、スタンドの中に照明塔が立っている。

実にイージーな、小ぢんまりした外野入口。全景を収めようとすると民家の洗濯物がフレームインしてくる球場は、ここだけであろう(笑)。

川崎の風物詩である(笑)。

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