Number Place 解法のコツ
初めに
初めに説明のためのルールをいくつか決めておきます。
まず、枠の左上の座標を(0,0)、右下の座標を(3,3)とします。
すべての座標を書くと、下のようになります。
また、問題として出された数字はオレンジ色で、
現在注目している数字は水色で
現在注目している場所は黄色い☆で
すでに埋めてしまった数字は白色で、
表示することにします。
例題
次の問題を例にとって説明していくことにします。
ステップ1
さて、どうやったら最初に置く数字が決まるのでしょうか?
当てずっぽうで置いてみて、駄目なら、後で別の数字に
置き換えることにしましょうか?
「それはちょっとぉ〜。。。」
ですよね。(^_^;
では、どこから考えていったらいいのでしょうか?
まず、座標(0,1)から(3,1)の横1列を考えてみることにしましょう。
(1,1)の数字が1なので、(0,1)、(2,1)、(3,1)には1が入る
ことはありません。なぜなら、ルール上、横1列に1が入るのは
1個所しかありえないからです。
つまり、下の図で黄色い☆で現された場所には1はいれられません。
次に、右上の「黄色い2x2のブロック」のなかで1がどこに
入るのか考えてみましょう。
(2,0)にはすでに4が入っているので、1は入れません。また、
先ほど考えてみたように、(2,1)にも(3,1)にも1は入れることが
出来ません。
ということは、「黄色いブロック」のなかで1を入れることが
出来るのは、(3,0)ただ1個所ということになります。
ステップ2
ステップ1と同様にして、(0,0)から(3,0)の横1列と
左上の「水色の2x2のブロック」について考えてみると、
(0,1)は4に決まります。
ステップ3
再び、左上の「水色のブロック」に注目してみましょう。
すでに、1と4はブロック内にあるので、あとは2と3を
どこに入れるかです。
さて、2を先にいれるべきでしょうか?
それとも、3でしょうか?
もうおわかりだとは思いますが、(1,2)に3があるので、
(1,0)〜(1,3)の縦1列には、もう3は入れられません。
ということは、「水色のブロック」で3を入れられるのは、
(0,0)だけということになりますね。
3の場所が決まれば、残った(1,0)が2になることはすぐ
わかります。
ステップ4
ここで、(1,0)〜(1,3)の縦1列に注目してみましょう。
すでに、1,2,3の3つの数字が埋まっていますね。
ということは、残った升目は、当然、残った数字の4に
決まりです。
終わりに
今まで説明したように、縦の列、横の列、あるいは、2x2のプロック、
それぞれの関連に注目しながら、升目を埋めていって下さい。
最後に、この例題の答えを載せておきます。
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