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レエリナサウラ(ヒプシロフォドン科)

 白亜紀前期の小型草食恐竜。当時南極圏だったオーストラ
リア南端で発見された。非常に大きな目と視葉が特徴で、長
く暗い南極の冬(夏か)を乗り切るための適応とされ、本種の
温血説の根拠ともなっている。羽毛を持った姿で復元される
ことも多い。

フォロル(レエリナサウロイド)

 小型草食恐竜、レエリナサウラから進化した恐竜人類。南極を拠点に、農業を主産業とした国家を形成している。政治は6人の「大母」(マザー)による合議制。航海術に長け、移民によって勢力を拡大してきた。性格はおおらかで人なつこい。軍事的にはギラグールに劣るものの、手先の器用さを生かした精密工学と情報収集力によってこれに対抗している。

母系社会

 フォロルは多産な種族で、母子の絆がとても強い。社会も母親中心で、「巣」と呼ばれる自治組織から成っている。「巣」とは我々の地元とか実家に近く、血縁関係のある15〜30家族から成る。巣の中心は「老母」と呼ばれる経験豊かな女性で、巣の管理運営全般から子供のお守りまでこなしている「実家の大おばあちゃん」風。
 新たな巣の誕生も、子供をもうけた女性が一家の長として独立するという形で行われる。

巣主会

 フォロルの代表機関、巣主会は民間の代表である「大母」6人と、軍の代表である「防人」2人から成る。「大母」は老母の中から推薦投票によって選ばれる。ちなみに選挙権があるのは成人女性のみである。
 「防人」とは彼らの中でごく偶発的に生まれる先天的に戦闘に向いた男性で、目の周りに生えた冠羽毛がその証である(あれは別に眉毛とヒゲじゃなかったのよ〜)。彼ら防人は軍事のプロとして、巣主会の中で戦略アドバイザー的役目を持つ。
 大母たちは保守的ではあるが、民衆を自分の子供のように感じているため、政治はおおむねうまく執り行われている。

軍組織

 フォロルには一腹の子の中から最も勇敢な子供を防人巣に送り「民兵」として訓練させる義務がある。彼ら民兵はプロの軍人ではあるが、防人のような先天的な戦士という訳ではない。また、一年のうち2/3は里帰りして農業の手伝いをするなど、かなり呑気である。ギラグールと違い、兵器の多くはロボット化され、生身の兵士が矢面に立つことは少ない。
 フィラがいつも尻尾を肩掛けにしていたのは、軍人としての躾事項で「尻尾をフラフラさせない」という心得であるが、ナオーのように守ってない者も多いようだ。

少しずつ付け足していきま〜す。待っててね。

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