#1
ブリタイ・クリダニク
Britai Kridanique

CV:蟹江 栄司
所属:第67分岐艦隊
補職:艦隊司令
年齢:34
身長:1354cm
血液型:多分このタイプはO(でも案外Bかも知れない)

 敗走した監察軍の艦(マクロス)を追って地球の近くまで来たところ、その砲撃を受け、地球と交戦状態に入る。性格は剛胆にして沈着。顔の傷が歴戦の勇者ぶりを物語っている。
 マクロスがマイクロンの艦だと分かってからは、「マイクロンの星に手を出すな」という軍規と、一度始まった戦いを終わらせることは出来ないという現実の間で苦慮することとなる。しかし剛毅な指揮官である彼も、マイクロンの「文化」そしてそれに影響されていく兵士たちの姿に、少しずつ心境の変化があったようだ。
 自分たちがプロトカルチャーに浸食されたと感じ取るや、もう元には戻れない事を悟り、マクロスに和平を申し入れるなど、頭の切り替えも早い。宇宙大戦後は、地球守備艦隊(一隻だけど)を自ら任じることとなる。

.....COMMENT.....
 「マクロス」の影の功労者は、彼であるといえる。もし彼が本気を出していたら、マクロスも地球も一ひねりだったはずだ。
 おそらく彼は地球に再度派遣された時点で、ボドルザーに反旗を翻すことを予感していたのかも知れない。マクロスと和平を結んだのも、彼自身が文化に感化されたというよりも、部下たちの姿に「文化」の影響力を見て取ったからであろう。
 せっかく地球人の心強い味方になったというのに、後半はほとんど活躍することがなく、CM出演(ゼントラ文字スタンプ)に熱心だった。

エキセドル・フォルモ
Exedor Formo

CV:大林 隆介
所属:第67分岐艦隊
補職:艦隊記録参謀
階級:ゼム一級記録将校
年齢:34(!?)
身長:1015cm
血液型:ABっぽい(でも案外Bかも知れない)

 常にブリタイの側にあり、その補佐をする。記録参謀たる彼は、ゼントラーディ軍の戦歴、戦術の生きたデータベースとして、ブリタイ艦隊の文字通り頭脳であり、よき女房役(?)でもある。
 一見、悪賢そうに見えるが、実は純粋な好奇心を持つ、ちょっとした学者タイプ。マクロスの見せる数々の不可解な行動を彼なりに分析しようと懸命だった。マクロス(プロトカルチャー)への関心はブリタイ以上だったと思われる。
 和平交渉の特使としてマクロスに赴いて以降は、そのままマイクロンとして統合軍の幕僚をつとめるかたわら、プロトカルチャーと両人類の関係について研究をしていた。 しかしそれは同時に彼に皮肉な事実をつきつける事に…

.....COMMENT.....
 もはや伝説ともいえる26話でのミンメイの歌マネ。これが以後の彼の「お茶目」というイメージを決定的にしたと言えるが、この時の彼はいたって大マジメである。(相当練習したのだろう…)
 スパイ3人組の報告を聞いて自分もマクロスに行ってみたいと言ったり、マクロス艦内の様子に感嘆の声を上げたりと、ブリタイよりはダイレクトに「文化」への興味を示していたが、マクロスとの和平交渉を告げられて躊躇するなど、わりと常識人。(参謀のあるべき姿だが)
 参謀としてはもちろん優秀で、いつの間にかダイダロスアタックの技名をつかんでいたり、結婚の何たるかを知っていたりと、なかなかあなどれない男である。

#2
兵士
Soldier
 敵が巨人である事を知らしめた兵士。ポッドからその巨大な姿を現し輝をビビらせた。瀕死の重傷を負いながらも輝のバルキリーにつかみかかろうとしたが、フォッカーにとどめをさされ死亡。

#6
ゼリル
Zeril

CV:目黒 裕一
所属:第67分岐艦隊
補職:艦長

 ブリタイ艦隊のとある艦の艦長。ダイダロス・アタックの最初の犠牲者。ピンポイント・バリヤーにミサイルを跳ね返されてキレていた。半端な長髪とアゴ割れが強烈な人。


兵士
Soldier

 ゼリル艦のハッチに入り込んだ輝とハチ合わせになってしまった兵士。咄嗟のことに声も出ず立ちつくし、輝もその様子に引き金を引くことはできなかった。その直後、ダイダロス・アタックのミサイルで吹っ飛ばされる。

#7
カムジン・クラヴシェラ
Quamjin Kravshella

CV:目黒 裕一
所属:第109分岐艦隊所属第7空間機甲師団
補職:師団長
年齢:23
身長:1285cm
血液型:BZ(地球人のB型に相当)

 未知の相手であるマクロスに手を焼いたブリタイが呼び寄せた攻撃部隊の指揮官。「味方殺し」の異名を持つ。その名の通り、過去幾度もの戦いで戦功をあげながらも多くの味方を犠牲にし、長いこと前線から遠ざけられていた。
 小艦隊の指揮官でありながら、自らも戦闘ポッドで出撃することを好む、生来のケンカ屋である。その激しい気性と短慮さは、数々の独断行動、命令違反となって上位者を悩ませることとなる。
 そんな彼の気風は部下たちにも影響し、彼の軍団をまるでヤクザのような「カムジン一家」へと仕立てている。乱暴者の彼だが、部下からは「親分」と慕われるところを見ると、義には厚いらしい。

.....COMMENT.....
 彼はこの番組における「美形キャラ」の立場(若くて強力な敵の指揮官、小ギレイなルックス)にいるはずなのだが、いかんせんアタマも口も悪い。自軍の置かれた難しい立場を理解せず(できない)、ただただ本能のままにつっぱしる姿はいっそすがすがしい。ブリタイが何故彼をわざわざ召還したのか、まったくもってナゾである。
 その頭の悪さが幸いして(?)か、ブリタイたちと違い「文化」には毛ほどの興味も示さなかった。しかし27話「愛は流れる」において最終的にマクロス、ブリタイ戦線に加わり感動のラスト…と思っていたら、後半では結局文化になじめない、まるっきりの悪役として再登場するハメになってしまった。これではまるでバカの上塗りである。番組延長の最大の被害者は彼であろう。

オイグル
Oygle

CV:稲葉 実

所属:第7空間機甲師団
補職:副官もしくは副師団長?

 カムジンの副官(?)。この上官にしてこの部下ありというか、なかなかの不敵者。気性の激しい親分のツボをよく心得ていて、ときには押さえにまわることも。カムジンが出撃する時は艦隊の指揮を任されるなど、全面的な信頼を受けているようだ。
 後半になってもその立場は変わらなかったが、若干怒鳴られ役が多くなったようである。でもこれは彼が弱気になったというより、ラプラミズが側にいる事でカムジンがいい気になっていたためだろう(男って…)。なんか報われてない。


ゲラオ
Gerrao


CV:大林 隆介(#7)
  阪 脩(#16)

所属:第7空間機甲師団 偵察大隊(とか)

 カムジンの部下。さすがにカムジンの部下だけあってガラの悪いカオをしている。マクロス捕獲のため敷設した重力機雷の監視をしていた。


我慢できない兵士
Short-tempered soldier

CV:鈴置 洋孝(多分)

所属:第7空間機甲師団

 カムジンの部下。重力機雷のエネルギー充填完了が待ちきれず、単独でマクロスに突っ走ろうとしたため、カムジンに「コノヤロー!この俺ががまんしてるってのに!」と撃ち落とされた。生きてはいるもよう。
 カムジンは自分より短気な者がいるというのが気に食わなかったらしい(笑)。


#8
ラミド(名前だけ)
Ramide

所属:第7空間機甲師団

 カムジンの無断出撃におけるマクロス攻撃部隊の指揮官の一人。彼の担当していた区域が手薄になり、そこからカムジンの本体が突撃した。


#9
ワレラ・ナンテス
Wareala Nuntes


CV:鈴木 勝美
所属:第67分岐艦隊司令部第8強行偵察隊
階級:一等装甲兵

 偵察機で偶然キャッチした、ミス・マクロスコンテストの映像が忘れられず(笑)、自らマイクロンスパイに志願した。もちろん地球人の文化など全く分からず、スカートを身に着けてしまい通行人から失笑を買ったうえに、女子トイレに逃げ込んでボコボコにされるなど苦労をする(笑)。(しかし彼がはけるスカートの持ち主って一体…)
 それでもマクロスを離れる頃にはビーフシチューを作れるほどに地球文化に馴染み、原隊に復帰してからもなにか物足りないものを感じるようになる。そして…


ロリー・ドッセル
Rolly Dossel


CV:藤井 つとむ
所属:第67分岐艦隊司令部第8強行偵察隊
階級:一等装甲兵

 マクロスから発信される電波(TV電波)の正体を探るために出撃した偵察機の艇長。スパイ3人組のリーダー格。一見、頼りなげだが行動力はある。もちろん地球人の文化など全く分からず、そば屋のショーケースをブチ壊して見本のエビ天を食らおうとするなど苦労をする(笑)。
 原隊に戻ってからは密かに仲間を集めて地球からのみやげ物を披露し、下級兵士たちの間に戦い以外の世界があることを知らしめる。そしてついにはマクロスへの亡命を決意することとなる。

.....COMMENT.....
 何かと笑い者にされてる三人組だが、こいつらがいなければマクロスの話が成り立たなかった事を忘れてはならない。考えてみれば、地球の恩人、平和の使者でもある彼らであるのに、その後の扱いはどうも良くなく、仕事も転々としているようだ(涙)。亡命者ってのは大切に扱わなきゃ政治的宣伝にならんだろーが。あ、基幹艦隊やっつけたからもういいってーのか!?

コンダ・ブロムコ
Conda Bromquo


CV:目黒 裕一
  (#9だけ大林隆介)
所属:第67分岐艦隊司令部第8強行偵察隊
階級:一等装甲兵

 スパイ3人組の一人。もちろん地球人の文化など全く分からず、よそ見していて偶然女性の胸を触ってしまい、ブッ叩かれるなど苦労をする(笑)。
 それでもだんだん地球式の思考回路を身に付け(笑)、協力を渋るトラカジーデに「女だってこのコ(ミンメイ)ひとりじゃないぞ」などという口説き文句を発することができるようになる。
 3人組の中では割と地味めでおとなしい。


#10
ロシュラル(名前だけ)
Roshral

所属:第67分岐艦隊

 ブリタイ艦隊所属。エキセドルの立てた捕虜獲得作戦で、レーダーをつぶされたマクロスから発進してきたキャッツアイを捕獲すべく布陣した部隊の指揮官の一人。


カルヴェッタ(名前だけ)
Qualvetta

所属:第67分岐艦隊

 上に同じくブリタイ艦隊の部隊長の一人。


#11
ボドルザー
Boddole Zer

CV:市川 治
所属:第118基幹艦隊
補職:基幹艦隊司令長官
身長:ブリタイより高い…

 ボドル基幹艦隊の最高指揮官。番組中に出てきたゼントラーディ人の中では最高位である。エキセドル曰く「慎重なお方」。地球人がプロトカルチャーであるかも知れないという危惧を覚え、厳重にその調査を命じる。しかし最終的に地球抹殺を決定させたのが、スパイの持ち帰ったアレらの日用品や「小白竜」だと思うとちょっと悲しい。
 プロトカルチャーによる文化汚染を防ぐべく、地球に派遣した部隊までをも抹殺せんと、基幹艦隊全軍の出動を命じる。しかしそれには、自軍の他の戦線を放棄する必要があったはずだ。それほどプロトカルチャーが恐ろしい存在だったのか、はたまた彼がものすごい太っ腹だったのか、コスト意識がなかったのか…

.....COMMENT.....
 この人は敵の総大将なのにどうもインパクトがうすい。デザイン的にも地味だし、性格もいまいちはっきりしなくて官僚的とも見える。ブリタイの方が全然キャラが立っていた。地球を滅ぼしてしまう大軍団の長なんだからもうちょっとこう…
 ともかく、あのネグリジェみたいな服はやめれ。

運の悪い兵士
Soldier
 トイレに入ったところをマックスとはち合わせになり、あわれ腹蹴りを喰らって服をむしり取られてしまった兵士。失神してる間に大変なコトになってなければいいのだが…いまだにそれが心配。

#12
ミリア・ファリーナ
Millia Farieana

CV:竹田 えり
所属:基幹艦隊直属前衛艦隊
補職:飛行隊(飛行中隊)長ぐらいなのかなー
階級:一等空士長
年齢:15
身長:1026cm
血液型:BZ

 「エースのミリア」と呼ばれる超天才パイロット。一度も負けたことがないというその実力とプライドは、反面、初めて味わう挫折に対しての脆弱さを露呈してしまう。マックスとの空中戦に敗れた彼女は自分を負かした相手を一目見たいと、単身マクロスに潜入する。
 そしてゲーセン(笑)での対決、公園での最後の決闘でもマックスに敗れ、全てに絶望するものの、マックスとの愛に目覚め、共に生きる決意をする…と、書けば簡単だが、その辺の心理変化の描写が全くなく(マクロスだからなー)、見ていた方はあまりに唐突な展開にどひゃっとびっくり!であった。(ついでにその回の絵にもどひゃっと…)

.....COMMENT.....
 でも絶対15才ってムリがあるよなー(笑)。
 天才少女パイロット、という事で割と鳴り物入りで登場したにもかかわらず、あまり活躍の場がないまま、うやむやの内にマックスと結婚してしまった(泣) 。私としてはもうちょっとエースぶりを発揮して欲しかったんですけどねぇ。その方が後のマックスとの出会いで人間性に目覚めてく過程が気持ちよく描けたと思うんですけど…、まあ、マクロスじゃムリか。
 ちなみに、階級の「空士長」ってのは自衛隊の「士長」とは全然関係ありません。おそらく準士官の扱いだと思います。

ラプ・ラミズ
Lap Lamis

CV:鳳 芳野
所属:基幹艦隊直属前衛艦隊
補職:艦隊司令
年齢:24
身長:1128cm
血液型:Aっぽい(でもこの人こそBだったりして…)

 ブリタイと入れ替わりに地球に派遣された指揮官。怜悧かつ慎重で命令にあくまで忠実であろうとする姿勢は、エリート部隊の矜持を感じさせる。総司令ボドルザーの信任厚いところをみると、相当優秀な指揮官であるはずだが、地球圏での任務があくまでマクロスの監視で、かつカムジンという厄介者がいたこともあって、その実力を発揮する場面がなかった。
 最も目をかけているミリアがマイクロンスパイとなりマクロスに潜入してしまったのは痛手だったようだが、一方で仕事はちゃんとしていて、その後のマクロスやブリタイ艦隊の動向を逐一報告していたようである。しかしそれがアダとなり、彼女自身も基幹艦隊の抹殺対象となった事を知ると、ブリタイと手を携える事に…。

.....COMMENT.....
 この人物における最大の謎はあの後半での人格崩壊ぶりである。当初、カムジンなんぞ鼻にもかけない風格がよかったのに、あれでまるで「ヤクザのオンナ」である。キリっとした女司令官に弱い私はひどく落胆したものだ。それに26話でちょっとブリタイといい雰囲気っぽかったので期待してたんだけど…。
 これはもう、地球に降りたときに何かあったとしか思えない。事実、後半の彼女の軍服はビリビリだった。おそらく、地球墜落時のダメージはよほど大きかったのだろう。そいでもって彼女は、どっかでアタマを強打してしまったのだ。そうだ。そうに違いない。

#13
ラプラミズの記録参謀
Laplamis's Record Staff Officer


CV:米山 あつ子
所属:基幹艦隊直属前衛艦隊
補職:艦隊記録参謀
階級:ゼム一級記録将校(?)

 その名のとおりのラプラミズの記録参謀。やはりエキセドル同様、ラプラミズの良きパートナーであるはずだが、一回しか登場していない。残念。


#19
女兵士
Female Soldier


CV:小粥 よう子
所属:基幹艦隊直属前衛艦隊

 マイクロン化したミリアをマクロスまで運んだ兵士。ちょっとロリっぽい。ミリアの運搬を任されるのだから腕はいいのだろう。ミリアの身を案じていた。
 平野俊弘さんのお気にらしい。


#22
カリタ・トラカジーデ
Quarita Torakageade

CV:中原 茂
所属:第67分岐艦隊
階級:二等兵(??)

 ブリタイ艦の兵士。イカツイ顔の割に気弱な男。不幸にして(笑)マイクロン装置を扱えるMOS(ギョーカイ用語で特技のこと)があったために、ミンメイ人形やポスターと引き替えにワレラ達の亡命計画の手伝いをさせられる。軍隊伝統の諺「芸は身を滅ぼす」を地で行っている人(笑)。
「向こうに行けば気持ちよくさせてくれる文化(なんかいかがわしい)がいくらでもあるぞ」とか口説かれていたが、彼じゃなきゃマイクロン装置を操作できないんなら、彼自身はマイクロン化できなかったのではなかろーか!? 気付けよ。バカめ。


#23
カルハ
Quaruxa


CV:速水 奨
所属:第7空間機甲師団

 カムジンの部下。まだあどけない顔つきで、おそらく新兵なのだろう。突入したマクロス内で逃亡し、怖い怖い親分に追いかけられて「親分にはここの素晴らしさが分からないんですよぉ〜」と泣きべそ(?)をかいていた。
  (今回絵描くのに DVD見直して気づいた。髪型がよっちゃんだ!!)


#30
ダガオ
Daggao


CV:仲木 隆司
所属:??
補職:艦隊司令

 地球にカツアゲの対象に狙われた(笑)兵器工廠衛星守備艦隊の司令。ブリタイとは顔馴染みらしい(同期かも)。ミンメイの歌、輝と未沙のキスシーン、そしてコミリアの連続攻撃を受け、パニックを起こして指揮系統を混乱させ、あっけなく制圧されてしまう。(地球人め、卑怯なり)
 ブリタイの知り合いだということは、彼もボドル基幹艦隊の所属である。あの工廠衛星だって、ボドル基幹艦隊に兵器の供給をしていたはずなのに、上位部隊が消えてなくなったことに気付かなかったのだろうか??もしかしてものすごく呑気な人?


以降、順次構築予定

INDEX・・・・ 広報部・・・・ 情報部・・・・ 兵站部・・・・ BBS