用語集

とりあえず専門用語っぽいものについて、解説してみました。
これが分からんぞゴルァ!!(゚Д゚)と、いう言葉がありましたら、
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:軍事用語 :マクロス用語 :航空用語 :小説用俺設定


IDタグ
よくDog Tagと呼ばれているが、Identification Tagというのが正式名称。いわゆる認識票である。
地球の軍隊ではちゃんと身分証明書みたいなIDカードがあるが、ゼントラーディ軍ではこのタグだけが兵士の身分を証明する。


アグレッサー
「仮想敵」もしくは「演習・訓練などで敵の役を演じる部隊」の意があるがここでは後者。
敵の戦術や動きをトレースするため、操縦者には高い技量が要求される。
西側諸国では冷戦が終わった現在でも、東側を一応の仮想敵としているようで、米空軍のアグレッサーチームではパッチ(ワッペン)に赤い星が描かれ、ロシア語のスローガンや「死ね!ヤンキー」とか書いてあったり、なかなかの悪役っぷりだ。
航空自衛隊では「飛行教導隊」が新田原基地に存在する。パッチは額に赤い星をつけたドクロのデザインで、垂直尾翼には牙をむいたコブラと、こちらもケレン味たっぷり。


アサルトライフル
昔の一発撃つごとに手動で薬きょうを排出していた銃に対して、フルオート、つまり自動で連射のできる銃をそもそもは定義したのだが、それで言えば結局のところ現代の軍用小銃は皆アサルトライフルなんだけど。


アフターバーナー
ジェットエンジンの排気管に残っている酸素に燃料を噴射し、その再燃焼で推力を増大させるシステム。
ただし、オーバーテクノロジーを利用しているバルキリーに、このシステムが備えられているかは不明。っていうか、多分ないかも。


ECM(Electronic Counter Measures)
日本語では攻撃的電子戦と訳す。よく妨害電波のことだと認識している人が多いが、妨害電波はECMの一環でしかない。敵の通信電子活動を低下もしくは無効にするための行動全般がECMであり、大きく通信・電子妨害と通信・電子欺瞞の二つに分けられる。
つまり、一般に認識されている通信妨害の他、「敵を騙すためにウソの通信をする」なんてのも立派にECMなのだ。


ECCM(Electronic Counter-Counter Measures)
防御的電子戦。ECMと同様に、特定の手段を指すのではなく、敵の電子戦等に対抗して、自軍の通信活動の自由を確保する活動がECCMである。
例えば、敵の妨害器材の破壊といった積極策から、敵に通信内容を悟られないよう、通信を短節に済ますとか、使用周波数を変えるという消極策まで、様々な手段がある。


曳光弾(えいこうだん)
弾頭に曳光剤が充填されており、発射されると後方に光の尾を曳いて弾道を視認しやすくした弾丸。機関銃などは数発に一発の割合で混ぜられており、照準の確認に用いられる。


エプロン
飛行場で、格納庫の前の広場。また、乗客の乗降、貨物の積み降ろし、燃料の補給などをする広場。駐機場。



掩体(えんたい)
敵の攻撃から身を守るために掘る穴。個人用のものから、車両・装備用まで形、大きさともにいろいろ。古い世代にお馴染みの「タコツボ」とは、今でいう個人用掩体のこと。


間接照準射撃(かんせつしょうじゅんしゃげき)
目標を直接見て射撃するのは直接照準、逆に直接見ることができない目標を撃つのが間接照準という。
一般的な手順:
(1)観測者が目標を観測。

(2)目標座標、標高、敵の規模等を「射撃要求」として射撃所に送る。

(3)(2)のデータを元に算定して砲撃。

(1)着弾を観測して修正を要求。

(2)くりかえし



偽装網(ぎそうもう)
敵の目から逃れるために、身体や装備品類を覆うための網。通常はこれに植物などをはさんで使う。あらかじめビニールや布製のビラビラがくっついているのをバラキューダといい、大型の装備や陣地の隠蔽に使う。


キャノピー



橋頭堡(きょうとうほ)
(1) 橋を守るため築く堡塁。
(2) 上陸や渡河をする部隊を守り、また攻撃の足場とする、上陸地点や対岸の拠点。
「―を築く」
(3) 事を起こす足掛かり。拠点。
  三省堂提供「大辞林 第二版」より


識別帽(しきべつぼう)
部隊マークなどを刺繍したキャップ。デザインは大体、その部隊で絵のうまい奴が犠牲になってたりする。


遮光ライト(しゃこうらいと)
波長の長い赤い光は人間の目に観測されにくい(らしい)。
戦場の夜は光モノは厳禁なので、懐中電灯に赤いセロファンを張ったりして減光する。



対装甲弾(たいそうこうだん)
現在では対戦車弾といわれている。その中でもここではHEAT(High Exprove Anti Tank)弾のこと。
弾体の中には薄い金属板でできた、ソフトクリームのコーンみたいなもの(ライナー)で炸薬にフタをしている構造になっている。目標に命中すると、炸薬の爆発エネルギーが中心に集まり(モンロー効果)、金属板は弾丸のような塊となり、ジェット噴流と共に一点に噴き出して装甲版を貫く仕組み。



デフコン
Difense Conditionの略。日本語では防御体制とか警戒態勢と訳す。
平時はデフコン5。警戒レベルが上がるごとに数字が減って、デフコン1とはいわゆる戦争状態のことである。


ナパーム弾
揮発性の燃料(ガソリンとか)をゲル化させ、発火剤と一緒に封入した焼夷弾の一種。現在では非人道兵器として国際議定書で禁止…されてたと思う。


反応エンジン
熱核反応炉というのが正しい呼び方(多分)。反応炉、反応エンジン、反応弾などマクロスのキーワードの一つであるのに、実は詳しい説明がない。言葉から核融合炉のようなものかとも推測されるが、厳密には違うらしい。
プロトカルチャーのテクノロジーの一つで、ゼントラーディのメカの動力はほとんどこれである。当然、監察軍も同じシステムを利用しており、したがってその技術をパクッたマクロスやバルキリーも反応エンジンで動いている。


副官(ふくかん)
司令とか師団長とか、偉い人に付いて諸々の庶務を行う。一般でいう秘書のような役割。


フレア
熱源追尾式を用いているミサイルに対する欺瞞行為。熱源を放出することによりミサイルの目を騙すのである。実際の見た目はロケット花火みたいなモノで、あんまりカッコ良くはない。


兵站(へいたん)
部隊の戦闘力を維持増進して、作戦を支援する機能。すなわち補給、整備、回収、輸送、衛生…等々のことをいう。


便所係(べんじょがかり)
説明しよう!
ゼントラーディ軍の陸戦部隊には、移動式のサニタリーユニットがちゃんとある。
が、アゾニアが艦を脱出するとき、残念ながらそれは運び出せなかった。そこでアゾニア軍団では、極めてプリミティブなトイレが用いられることとなる。
それは、地面に深い穴(少なくとも背の高さぐらい)を穿ち、その周りを囲っただけという簡潔なモノである。便所係に任命された者は、毎日堆積物に消毒薬を撒き、周辺もきちんと消毒しなければならない。そして、部隊が撤収するときは、きちんと埋め戻して痕跡が分からないようにする。大変過酷かつ重要な任務なのである。


補職(ほしょく)
(名)スル
公務員任命に際し、官と職が分離されている場合に具体的な職務を与える行為。
三省堂提供「大辞林 第二版」より

つまり、階級とは別に課長とか小隊長とか主任とか…早い話が役職のこと。


糧食(りょうしょく)
食料の軍隊風の言い方。ワープロミスじゃないので安心してね。


レグナル級
ゼントラーディ軍の分岐艦隊は等級でランクづけされている。詳細についてはアニメでは語られてはいない。エキセドルの話によると、他の基幹艦隊の位置を知るのは上位3ランク(ベルナル級)までの分岐艦隊旗艦のみである。
また、ブリタイ艦隊はグリマル級という等級であるがこれが何位かは不明。ただ、それほど高くはないと推察される。
↓以下は俺設定。
レグナル>>ベクレル>>ベルナル>>エグネル>>グリマル>>ケルエル>>...


ロケット弾
ロケットモーターで推進する火器の呼称。基本的に誘導装置はついていない。


ロックオン
航空機等に向けてミサイルを撃つ場合、目標にレーザービームを当ててミサイルに目標を「認識」させる。それがロックオンである。ビームはミサイル自身が発するものと、発射機等が発するものがある。
この際、ビームの照射を受けた目標の方もそれを感知できるので「ロックオンされた」ということになるのである。