資料:

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医師を求む!!

 ブッシュ政権がとうとう戦争に踏み切ってしまった。毎週のように各国では反戦デモが大規模で行われるようになった。
 「テロを一掃して平和な世界を作る」という美しい理由を掲げて、その裏には石油利権が醜く絡んでいるのは周知のことなのに、なぜ米英軍の兵士は戦うことに疑問を感じないのだろうか?
 私は「戦争を知らない子供達」である。私の知っている戦争は、映画やゲームの中のみである。だから戦争の真の恐怖やそれがもたらす悲劇を知らない。しかし、いままだ消えぬ広島や沖縄の悲劇を世代を超えて学んできた。だからこそ、過ちが繰り返されることを許してはいけないのだ。
 運動とは無縁に生きてきたが、逮捕令状問題を通じて反戦運動など各集会に参加している。集会では、同じ顔ぶれが多いことに驚かされる。運動は、リレーのようなもので次にバトンを受け取ってくれる人達があってこそ長い闘争の実りがあるのだと思う。令状の会もまた次の走者(争者)にいつかバトンを手渡す時が来るのだろう。
 日本という国家は、北朝鮮を言い訳に、どさくさに紛れて、戦前の過ちを繰り返すべく、あらゆる法律の改悪を推し進めている。最近の刑事事件では、物証なしでも当たり前のように有罪判決が出て、無期懲役や死刑が言い渡されるのだ。平和な(?)時代だと思ってきた日本が、いまや悪性癌(がん)に冒されてしまった。病巣を取り除くことができるのは国民という医師のみである。
 末期になる前に、癌の切除をしなければならない。一人でも多くの医師を求む!! (香島美咲)
(写真は、米軍捕虜収容所で子どもを抱き締めるイラク人男性)