鳴り物入りで始まった「ゴジラ展」に、展示期間終了ギリギリになって行ってきました。 個人的に この会場である名古屋市博物館に入るのは、10数年ぶり? 20数年ぶり?ぐらいで、もはや中がどうなっていたかほとんど覚えていないぐらいだったが、展示会入り口前の巨大な彫像を見た時、おぼろげながら遠い記憶が蘇ってきた。 入り口前には、撮影スポットである「ミニチュア(ジオラマ)」(ここは無料でも見れました)がどーんと展示され、当然ながら其処は人だかり。 2015年の「館長 庵野秀明 特撮博物館」でも同じ東宝製作の高品質で緻密なジオラマセットを見ただけに、どうかな〜?と思っていたが、こちらも流石な東宝クオリティ。撮影には絶好なポイントになったようである。 また、ジオラマセット背後の空色の壁に目を凝らせば、ジオラマの町の風景に合わせるように雲が描かれていた。 そして− その雲が所々、怪獣の形となっているのだ。ゴジラはもとより、ミニラ、ラドン、エビラ、なんとキングギドラまで...。 これは「ゴジラ」映画のスタッフである三池敏夫氏が来館した折、書き加えたものであった。 いよいよ、展示会場に入ると、ゴジラ・スーツ(1995年)が堂々と我々を迎え入れてくれたのだった。 夏休みはゴジラ展で特撮の面白さを知ろう! |
撮影可能スポットは、ゴジラ・スーツ(2002年)、シン・ゴジラの全身造形、「シン・ゴジラ」で倒壊された東京駅のジオラマ、ゴジラとの共演撮影とわずか4箇所ぐらいしかなかったのは残念であった。資料の貴重さを考えれば仕方なかったのだろうが.....。 でも、ゴジラ(2001年)、キングギドラ(2001年)、メカゴジラ(2002年)、ガイガン(2004年)、モゲラ(1994年)等の圧巻なスーツが展示されているのを見ると、記録に残したいと誰もが思ったに違いない。 また どうしても最近のミレニアム期ゴジラシリーズの資料が多めだった(デザイン画とか)のは、これまた仕方のない事なのだろう。 個人的には 昭和ゴジラシリーズの資料が満載なのでは?と思って来館しただけに ちょっと拍子抜けであった。というのも正直な気持ちである。 とはいえ、滅多に見れない貴重な資料を大量に見学出来た事は良い経験となった。 |